最近の情報を得る手立 - 虫@ふたば保管庫

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未記載種、その後

最近の情報を得る手立てがないので、お教え願えたい。
以前、未記載種とされていたこれらの種に、その後和名はついたのでしょうか?

←ヒョウタンカスミカメの仲間
削除された記事が2件あります.見る

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ハシリカスミカメの仲間


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ナガヒラタカメムシの仲間


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カメムシ図鑑3巻のアカヒラタは
里山や丘陵地で普通に見られる←こちらの種でよいのでしょうか?宜しくお願い致します。

1枚目はつい最近zootaxaの論文で名前が付きました。
Pilophorus tagoiという種で
和名は次号のロストリアで提唱されるかもです。

2枚目は専門の先生からもwantedが出ている種で
アズマネザザなどの関連があるかもという認識で一致しています。

3枚目は難しいです。

4枚目はアカヒラタという認識でOKです。

オオマダラカスミカメなども整理されて随分分かりやすくなりました。
私の方がなかなか撮影する機会が持てず…
従来の認識を改めないといけない部分もあって
今後も皆さんの投稿をお待ちしております。
(特にカスミカメムシ)

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鶉さん毎度ありがとうございます。
先日のアズマカスミカメをはじめ、カワラナガ、ハイイロヒラタ、アカヒラタとかなり名前がつきました。やっぱり和名がつくとスッキリします(笑オオマダラカスミカメも整理されたということなので、←確か、ウラジロモミから採れる種だったでしょうか?口吻が長いのはこのグループ共通の特徴でしょうか、それにしても長い!

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イシハラハサミツノで良いでしょうか?
♂を採って見たいです。

このオオマダラカスミカメは
その名もクチナガオオマダラカスミカメというやつで
山間部ではスギからも採れています。
針葉樹なら比較的広く利用しているみたいですね。
学名はPhytocoris miyamotoiです。

ツノカメはイシハラでビンゴです。
奥日光では少ないながらも見られますが、オスとの遭遇率は低めです。

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このコケから採れるヒョウタンカスミカメにも名前が付きました。
Pilophorus maeharaiというやつでそちらにも絶対にいるはずなので探してみてください。時期は7月後半、山間のサクラ樹幹に生えたウメノキゴケにいます。こうした地衣で覆われたサクラが良いようです。

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tagoiの幼虫です。
赤い方はチャイロホシチビカスミカメの幼虫で同じようにスギから採ることができます。ヒョウタンカスミカメのほうが個体数はずっと少ない印象です。県博の標本を調べる機会がありましたがこれらのヒョウタンカスミカメは混じっていませんでした。他のヒョウタンカスミカメが比較的広汎な分布を示すのに対し名前の付いた2種は限定された環境に見いだされるために昼間の採集以外では採りにくいのだと思われます。(実は同一論文でもう1種名前が付いたものがあり過去にタイワンヒョウタンカスミカメとされてきたものが新種と判明しました)

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度々失礼します。
Y先生の草稿案の記憶だけで書いてしまいましたが最新のロストリアでは90011のオオマダラカスミカメについてはヒメトビマダラカスミカメなる和名が付いています。返信だけでは味気ないのでbbsが閉鎖した後に写したカメムシをば。2016年3月21日のアシボソトビイロサシガメ。未曾有の豪雨で鬼怒川が増水してしまい、かつての産地は軒並み消えましたがここだけは浸水を免れて、生き残っていました。

書き込みをした人によって削除されました

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度々すみません。まだ不明種がありました。
Arbolygus.SP 2010.7.10

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Apolygus.SP 11.7.12
チャイロホシチビはこちらでは今日成虫が2匹見られました。

すみません、新しい店舗がOPUN間近で忙しいです。
目星はついていますがまた明日レスします。

お待たせしました。

90031はおそらくNeolygusになると思われます。
ArbolygusはKerzhnerが創設しましたが
これはDistantの総説したPilostephanusのシノニムになっています。
Neolygusは図鑑ではLygocorisの亜属扱いですが
現在では属に昇格しています。
正体ですが、分かりません。
オオバアサガラに寄生することは分かっています。
Biogeographyという雑誌に図鑑以後に見つかった2新種が書かれていて
それぞれカワサワミドリカスミカメ、クロナガミドリカスミカメという名が与えられていますが
これを参照していないので、もしかするとこの雑誌で何かわかるかもしれません。

すみません、Philostephanusです。
図鑑に紹介されていたsp.のオオクロカスミカメやニセツヤクロカスミカメも
現在は学名が付いているので、時期を見て紹介ができると良いですが…

90031はヒゲナガクロバカスミカメかキハダにつく不明種と思われます。

4/20日のチビアシナガサシガメ幼虫。
地元の林にもいるくらい、みなさんが見落としているサシガメのひとつです。

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画像わすれました


少し早めに帰宅できましたが標本整理などもあり結局時間が取れません。
明後日は休みが取れますので何か写してきます。

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いろいろとありがとうございます。
チビアシナガサシガメは小さいので私には無理そうです。今日は奥多摩へ。ベニイチゴホソカスミカメは殆ど幼虫で、成虫はわずかでした。ベニガライチゴの成長が去年より遅いようです。
混じってる?
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同じ樹から採れたので、全部アラゲオオヒラタだとは思うのですが…
細いのがいるように見えるのは角度のせいでしょうか?

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おめでとうございます。
右下は大当たり、ホソオオヒラタと思われます。体型の他に、腹部結合版の第6節後縁と第7節前縁の淡色斑が大きく融合すること脛節基部の淡色班が大きく目立つことなども区別の助けになるでしょう。県下のホソオオヒラタ産地は壊滅しており分散したようです。しばらく確認できていません。このコバネオオヒラタだけが細々と残っています。

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ありがとうございます。
ホソオオヒラタ嬉しい!アラゲと混生することあるんですか。コバネオオヒラタ…こちらでは無理でしょうね。←白いグンバイが採れました。なんとなくヤマグルマグンバイに見えるのですが、いかがでしょう?

こちらも大当たりですね。
どんな感じのヤマグルマから採れましたか?
北限記録かも・・・
(伊豆で採れていることは知っていました)

ハセガワグンバイの写真撮ってあったけどどこかに消えたorz

ヤマグルマグンバイ、ありがとうございます。
すみません、ヤマグルマは確認できませんでした。
風が強く樹上のスイープではカメムシが殆ど入らないので、
下草狙いに切り替えて採れました。
林道の日当たりの良い土手で、すぐ上はクルミとシナノキ?でした。
あるいは斜面のずっと上にあったのかも知れません。
2匹採れましたが、ケースへ移す時に1匹逃げられました。

ありがとうございます。
珍種は偶然採れ、現地の環境からはホストを類推できない場合も多いですよね。
下草のスイープは私の好きな採集法のひとつですが
再現性の乏しい虫も多く、追加が採りにくいのが悩みです。

ヤマグルマグンバイをネットで見れたのはこれが初めてです。
このニュースを手がかりに県北でも採集頑張ってみよう・・・
(今日は撮影できませんでした。曇りで肌寒い)