中国、元軍制服組トップに無期判決　収賄で

中国の軍事法院（裁判所）は25日、収賄罪に問われた元軍制服組トップ、
元中央軍事委員会副主席の郭伯雄被告に無期懲役の判決を言い渡した。
国営新華社が伝えた。習近平指導部は共産党・政府の反腐敗運動を進めているが、
軍首脳が有罪となるのは初めて。指導部の人事を
大幅に入れ替える2017年秋の党大会を控え、
軍にも厳罰で臨んで主導権を握る狙いだ。
軍最高指導機関の軍事委は党トップの総書記が主席を兼務し、
近年は制服組から２人を副主席に置いてきた。郭被告は胡錦濤・前指導部で
副主席を務め、同じ時期に副主席だった徐才厚氏も
14年に汚職で起訴（裁判前に死去）されていた。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM25H88_V20C16A7FF8000/削除された記事が1件あります.見る

…

郭被告は中国内陸部の蘭州軍区出身で、「北西のオオカミ」と 呼ばれた実力者。徐氏とともに江沢民・元国家主席に関係が近いとされてきた。習氏にとって25日の判決は、党内で依然として影響力を持つ江氏の人脈へのけん制の意味を持つ。共産党は15年７月、郭被告に収賄の疑いがあるとして党籍を剥奪し、軍事検察院に送ると発表していた。新華社によると、軍事法院は今年５月３日に郭被告を立件し、軍事機密に関わるため非公開で審理した。法院は郭被告が軍内の昇格人事で便宜を図るため、「とりわけ大きい金額」の収賄をしたと認定。無期懲役のほか、政治的権利の終身剥奪、個人の全財産没収などの判決を言い渡した。郭被告は法廷で上訴しないと表明し、判決は確定した。

…	中国は８月１日が人民解放軍の建軍記念日で、 同月上旬ごろには河北省の避暑地・北戴河に党長老や現役指導者が集まって重要人事などを協議する。その直前の判決には、習氏が軍内の権力基盤を固めたことを誇示し、北戴河会議で発言権を強める意図がありそうだ。習指導部では汚職を理由に、13年に薄熙来・元重慶市党委書記、15年に周永康・元政治局常務委員、今月４日には令計画・元全国政治協商会議副主席が無期懲役となった。習氏は反腐敗運動の手を緩めないことで、潜在的な政敵を着々と排除している。

…	書き込みをした人によって削除されました

…	習近平主席の戦いは続くってニュース 江沢民、胡錦濤、習近平による権力闘争の歴史はものすごいけど 語られることはあんまないね まともに分析されるのは数十年先かな

…

また終身刑か