【中国】南シナ海に空軍新型爆撃機を派遣 「今後常態化する」と表明 [7/19]
【北京=竹腰雅彦】中国空軍の報道官は18日、南シナ海のスカボロー礁付近に最近、新型爆撃機「轟(H)6K」を派遣してパトロール飛行を実施したことを明らかにし、「今後、南シナ海で常態化する」と表明した。
中国の南シナ海での主権を否定した仲裁裁判の判決を無視し、海域での主権の主張を継続する意向を示したものだ。
米国は、フィリピンの米軍拠点からわずか約220キロ・メートルで戦略的に重要な位置にあるスカボロー礁について、中国が埋め立てを行う兆候があるとしており、オバマ大統領らが強く警告してきた。
H6Kは新型の対地巡航ミサイルが搭載可能とされる警戒度の高い新型機で、同機の同礁周辺への派遣は米中の緊張関係を一層高める可能性がある。
中国空軍、南シナ海に新型爆撃機「今後常態化」
読売新聞:2016年07月19日 18時48分
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