ニュース表@ふたば保管庫 [戻る]
ベトナム戦争に対して日本のニュースメディアや、いわゆる識者の大多数が冒したミスに直面した教訓も貴重だった。頭を叩かれるような教訓だった。私自身のミスももちろん多々あった。それら日本側での誤認を以下に記しておこう。私自身の「サイゴン陥落41周年」の自戒でもある。 ・ベトナム戦争は仕掛けた側からすれば民族独立闘争と共産主義革命の両方だったが、日本側では民族独立闘争だけがすべてのように誤認した。 ・闘争の主役は一貫して北ベトナムの共産党政権と人民軍だったが、日本側ではその主役は南ベトナム内部の諸勢力だと誤認した。 ・南ベトナム国民の大多数は留保をつけながらも米軍の介入や南ベトナム政府を支援していたが、日本側ではその大多数が革命勢力を支援していると誤認した。 ・革命側は一貫して南ベトナム政府の完全粉砕を目的とする軍事路線を保持していたが、日本側では両者が交渉を重ねて、譲歩すれば戦争が終わると誤認した。 ・革命側は戦後の国家や社会では共産主義の独裁統治を一貫して目指していたが、日本側では戦争さえ終われば、イデオロギーを超えた民族和解が実現すると誤認した。 |
以上が私自身で戦火のなかを動き回り、南ベトナムの住民多数と接触し、戦争終結後の新生ベトナムに半年近く住んでみて学んだ教訓だった。2016年のいまもなお貴重な教訓のままである。 http://japan-indepth.jp/?p=27429 |
>米軍の介入や南ベトナム政府を支援していたが それはいくらなんでもないだろーw インドシナ紛争からの流れと、アメリカ傀儡の南ベトナム政府の救いようの無い腐敗っぷり どう考えてもベトナム市民の支持を得られたとは思えない |
>IP:223.133.*(so-net.ne.jp) 連発してスレを立てているが、全てがニュースと言うより言論・論説だな。 |