IMFの役割は、すで明 - 経済@ふたば保管庫

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貧乏人は水を飲むな。「水道民営化」を推進するIMF、次のターゲットは日本

IMFの役割は、すで明確になっています。少なくともボリビアとフィリピンは気が付いているはずです。「貧乏人は水を飲むな、貧乏人は死ね」の世界を経験したからです。(『カレイドスコープのメルマガ』)

「貧困層は死ね」と言うのか? 水道民営化の悲惨な現実
南米諸国の「民営化」推進の陰にIMF(国際通貨基金)

IMFは、財政的に貧困な国の政府に、「国の非効率な公営事業を民営化すれば、公共料金がもっと安くなるうえにサービスも充実する」という甘言を使って世界銀行から借金をさせます。
そして、その資金で民営化を進めさせるのですが、そのときに入り込んでくるのが多国籍企業です。
理由は、「その国の企業にはない高度な技術を多国籍企業は持っているから」というものです。
最初のうちは確かに公共料金は下がるのですが、徐々にそれを吊り上げていきます。そして、国民が耐えられないところまで引き上げてしまうのです。<中略>
http://www.mag2.com/p/money/10990

IMFと世界銀行の「毒牙」にかけられた最貧国ボリビア
南米大陸最貧国のボリビアは、IMFと世界銀行の毒牙にかけられた典型的な国です。
世界銀行の融資を受け入れたボリビアは、ほとんどの公益事業を民営化させられてしまい、国民の生きる糧である水道事業までも民営化されてしまいました。
その結果、何が起こったのかというと、水道料金は以前の4倍に跳ね上がり、提供された水は細菌の入った不衛生なもので病気になる利用者が増えてしまったのです。
サービスの質の向上と料金の引き下げは「嘘」だったのです。
このボリビアの水道事業を丸抱えで請け負ったのが、あの悪名高いべクテル社です。べクテル社の株主は、ブッシュを始めとするネオコン政府の連中であることは世界周知です。
ボリビア大統領は、米国の甘言に乗った自分がバカだった、と気が付いたのですが、時すでに遅し。

ボリビアでは反政府暴動が活発になり、それを扇動しているのが米大使であることを突き止めたボリビアの大統領は、この米大使に国外退去を命じました。
闇金まがいの高利貸しに金を借りたばっかりに、家庭の中は荒られてしまい、さらにその闇金業者は子供(ボリビア国民)をそそのかして、一家の主(あるじ)の権威を失墜させて家ごと乗っ取ってしまおうと画策していたというわけです。
事実、IMFと世界銀行は、すべての発展途上国に対して、電気や水道、電話、ガスといった国有インフラの売却を融資の条件としてきました。
これらは推定4兆ドルの公有財産になります。
今では、ボリビアだけでなく、南米の国々がIMFと世界銀行によって破壊されつつあるのです。獰猛なグローバル・エリートによる南米支配は確かに着々と進められています。

金のないヤツには一滴の水も飲ませない!ボリビア「水戦争」
10年前の4月、ボリビアのコチャバンバで、同市において最も重要な天然資源の1つである水をめぐり、歴史的な争いが起こりました。
この「水戦争」はシアトルのWTO抗議行動から数ヵ月後に発生した出来事でした。
コチャバンバ市の路上で起こった米ベクテル社に対する暴動は、企業のグローバリズムに対する国際的な抵抗運動を象徴するものととらえられました。
「金のないヤツには水を飲ませない!」こんなことが現実に世界の途上国で起こっているのです。
1999年、世界銀行はボリビア政府に、ボリビアで3番目に大きい都市、コチャバンバ市の公営水道会社「SEMAPA」を民営化させる計画を押し付けました。

もし民営化すれば、適切な料金で水道配管の敷設や水の供給を行うことが可能になる上、600万ドル(当時の日本円での7億円)の多国間債務(借金)を免除してやる、という条件をボリビア政府に提示したのです。
水道インフラの整備がままならず、借金に喘ぐボリビア政府は、しぶしぶ「飲料水及び衛生法」という法律を作り、コチャバンバ市の公営水道事業を民営化したのです。
まず、公営水道会社「SEMAPA」を民間企業に改組。 その後、水道事業のノウハウを持つ米国最大の建設会社ベクテル社の子会社アグアス・デル・ツナリ社が実際の運営を引き受けました。
ボリビア政府にベクテルを推奨してきたのは、ほかならぬ世界銀行でした。
世界銀行の言っていた「適正な料金で市民に水道水を供給できる」というのは、真っ赤なウソで、結果は水道料金が以前の倍以上に跳ね上がり、水道料金を払えないどころか、食事さえも満足にできない家庭が続出したのです。

アグアス・デル・ツナリ社は、なんと、支払い不能者には容赦なく水の供給を停止し、さらに、自分たちの管理下に置いた井戸水の安い料金までも引き上げたのです。
人間は命を維持していくには水を摂取していかねばなりません。
水道水、及び井戸水の料金を払えない人々は浄水されていない水、汚染された水、腐敗水などを飲むことしか許されず、その結果、バタバタと倒れ死に至り、尊い命が次々に奪われていったのです。
こうしてボリビアでは、べクテル社による大量殺人が合法的に平然と行われたのです。

全国初の水道民営化条例案、再提出へ 大阪市長
http://www.asahi.com/articles/ASJ224DFDJ22PTIL00Y.html

大阪やばそうだな
住民が酷い目に遭っても自業自得だけど

麻生太郎副総理「日本の水道をすべて民営化します」
https://www.youtube.com/watch?v=YFjeZKNMjhY

政治家がこれだし

中南米は酷い事になってるよな

海外では水道民営化で公園の水も金を出して飲むハメになってるらしいね

実際にひどい目に遭わないと理解できない奴はアホ

ライフラインを民営化すると外国政府資本のフロント企業が買い占めに走るから一番やっちゃいけない悪手

公共事業は赤字が当然
それをまかなうための税金の使途がいい加減だと
こういう甘言があっさり通る

全予算と人件費水準の見直しをしてでもこれらを維持するなんて誰も言わないのは
全くそれが当然だから

民営化のほとんどがサービス低下につながった日本で
これを進めるなら紛糾必死だろう
国鉄の民営化で代替バスさえ廃止されて足を失い住民退去の憂き目にあった集落は数多あるし
郵政の民営化も同様
NTTに至っては海外に蓄財したり無謀な投資を行ってインフラの充実を放棄している
民営化幻想はとっくに破綻しているのだ

これがゲリゾウと竹中シャブ蔵の狙いなんだよなぁ・・・

税金は本来こういう事業のために納めてるもんだと思ったが
民間企業の採算ライン水準まで引き上げたら
貧困層どころか精密機械など工業系は軒並み死ぬ

水道料金は今後上昇し続けるだろうな

[Part1] 水メジャーの足元、パリ市の離反 再公営化の衝撃
http://globe.asahi.com/feature/090525/04_1.html

今でも水道料金は地域格差が大きくなってる

貧乏人ってか、ニートとかフリーターとか社会に貢献しないやつが
この手の事業の赤字化に関係あるんだよねぇ
ニート税とかフリーター税とか取れよって思う

非正規雇用の派遣労働者がどのくらい人材派遣会社からピンハネされているのか開示するしくみを作った民主党の考えを「撤回」しようとしてるのが自民党ビジネス。

というか水道水なんて口にするなよ