ヤフオクで「蝶 標本 - 虫@ふたば保管庫

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ヤフオクで「蝶 標本」と検索すると内容・状態・価格が悲惨な痛い出品を見ることができます。

文言も、
*当方素人ですので〜。
*祖父が集めていたものです。
*多少傷みのあるものもあります。
*レプリカではないと思います。
*ビンテージ、剥製。
*希少なものも含まれているかも知れません。
等いろいろ悲しいです。

標本は扱いにくいので生きているうちになんとかしないと自分のコレクションもこうなってしまいます。
皆さんは標本の行く末をどのようにされる予定ですか?削除された記事が1件あります.見る

次の関東の震災で壊滅かな・・

密かにバッタのピンク色個体ばかりの標本を作ってる
遭遇率がやや高めで意外と集まる

最期は棺に一緒に入れてほしいな

ベース博物館を決めておいて
報文書いたらこのサンプルは○○博物館に寄贈したよ
ってしてる
報文とは無関係の個人の楽しみはもう琴線に触れた物しか採集してないからドイツ箱2-3箱しかない
もっぱら写真ばっか

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こいつはCITEST


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アポロウスバは、CITESU


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アレクサンドラ除くトリバネアゲハは、全種がCITESU


いろはにほへとぱりぬるす

赤だけ眼鏡が違うのが昔からモヤっとするのです

書き込みをした人によって削除されました

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本文無し


いろいろ方法はあるようですね。
でも普通は博物館に寄付できるレベルではなく、
引き継いでくれる若い人もおらず、
標本商も引き取ってはくれませんので、
結局捨てるしかないのかも知れません。

趣味はスポーツのようにモノが残らないものが最上、
物作りやコレクションの場合でも壷とか、コインとかのように処分し易いものがいいですね。

ウチのムシの会(会員約250名)では昆虫館作ったんだけど、
3年目で遺贈標本箱でいっぱいになっちゃった

仕方なく、標本箱を整理してる
ラベルの無い虫や、カビた標本は廃棄、
普通種の珍しくないラベルのチョウは
イベントで転写標本の元にして消費してるわ

ただ、大量のハエ標本には手が付けられない^^;

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ホメロスアゲハもCITESTだった


>No.87854
>赤だけ眼鏡が違うのが昔からモヤっとするのです

確かにアカメガネだけ、前翅の後縁外角ら辺に
赤い色が無くて真っ黒なんだよなあw

>No.87905

ホメルスアゲハについて調べたが
ジャマイカ島の北部のいくつかの山の北斜面の
低山地部分にしかいない、という厄介な
分布をしているな
そして全土でも数百頭しかいない

幼虫の餌はハスノハギリという、いわゆるクスノキ、
モクレンなどと同じ原始的な被子植物(雌しべの構造が単純)
なもので、これは世界の湿潤熱帯ならどこでもある木なのだが
どうも寄生昆虫に幼虫時代に食われる率が物凄く
高いらしいね

スレ主の意図がまったくつかめないんだが
ミンドロ
ルソンカラスアゲハも付属書Tだね

そうか
君はそういう奴だったのか

知り合いの学芸員は
死んだり引退してからドサッと寄贈してくるのは困ると言ってた
突然そんな収納スペースなんかあるわけないし予算もカツカツですよと
生前からじわじわと送ってくるならちゃんと市民と密着しているとかなんとかでそれ相応に予算が付いたかもしれんのにって
んで標本や採集者が地元のものなのに他県の施設に流れるわけよ
「ふがいない!博物館は何をしていたんだ!」とか文句つける人間もでてくるし
最悪「そんな博物館なんか不要だ!!」とか言い出す人まで出てくる
そりゃあないんじゃないかな

貴重な情報ありがとうございます。
昔の参考書には「昆虫採集をやめる場合、標本は公共の機関に寄付し、学問の発展に貢献するよう努める・・・」みたいなことが書いてあり、自分のコレクションも遠い将来、そうなる(する)のだと素朴に信じていました。
しかし、標本を実際に処分しようとすると寄付や譲渡が難しいことに気づきます。
自分が殺して作った標本を捨てるのは心が痛みますがそれに耐えて本人が責任を持って廃棄すべき、という考えがそのうちに広まるような気がします。

そっちが広まるようじゃ世も末だな
貴重な標本がロストするだけじゃないの

>生前からじわじわと送ってくるならちゃんと市民と密着しているとかなんとかでそれ相応に予算が付いたかもしれんのにって
これが広まればOKなだけじゃないの

まあ俺も今年標本作り始めたけど
売る気とかコレクションする気は無くてあくまで同定目的でほんの少量
博物館行って相談したら見てくれるのかな
ネットでも図書館行って図鑑読んでも俺には無理だったorz

綺麗に保管された見栄えの良い美麗種やギネス個体の標本であれば
個人参加出来る即売会や標本商に買い取って貰って大事に出来る人の手に渡れば良いと思うけどね

標本は貴重な研究資料または遺産、みたいな勝手な思い込みがありましたが、実際は消費財または個人の作品に過ぎなかったようです。
研究や記録に必要な標本は僅かなもので、その99%は個人の慰み物・玩具でしかありません。
(採集や標本作成に高邁な思想を絡めたのは命を奪う後ろめたさと、逆に趣味としては高尚なのだという自負による複雑な心理があったように思います。)
しかし、いくら価値が無いとは言っても標本を捨てるのは自作の絵画や手芸作品を捨てるのとは異なり、きれいな終わり方ではないと感じます。

病んだ思想だなぁ

虫屋だって齢とるし、家族の理解がないと死後はゴミにされちゃうよね
実際「標本箱だけでも使ってください」と、カビまみれの箱を大量に持ち込まれた事もあるし(中身は廃棄して箱だけ消毒して昆虫館で使用)

今ではいなくなってしまった産地ラベルの標本なんかは普通種でも価値があるんだけど、なかなか理解されないし(判る人にしか判らない)

ただの美麗種や、大型個体なら即売会やオークションで売れるかもしれないけど、ホントの普通種は難しいです
個人に委託しても、その人が死んだらどうなるか判らないし

と、そんなことをウチのムシの会でも高齢会員が言い出して、数年がかりで昆虫館を立ち上げたんだけど、押し寄せる標本箱の山には勝てなくて、「標本の扱いは一任してくれ」と、普通種は処分してるし、現在は受け入れ停止中です^^;

>押し寄せる標本箱の山には勝てなくて
自分で撮った写真の整理すら追いつかない俺orz

虫屋だけでなく石でも何でも個人蒐集家の物は家族の理解がないと只のゴミ扱い

>研究や記録に必要な標本は僅かなもので、その99%は個人の慰み物・玩具でしかありません
これは明らかに間違ってる
今ある地域でもう見ることができなくなった種が昔は佃煮にするほどいたってのはよくある話
それと同じように今いっぱいいる普通種が今後いなくなるかもしれない
普通種は普通種だからこそ意味があるのもいるよ
もちろん99%なんて極端な数字が誤ってるだけで5割以上は自己満でいいと思うけどさ

>今ではいなくなってしまった産地ラベルの標本なんかは普通種でも価値があるんだけど、なかなか理解されないし(判る人にしか判らない)
>今ある地域でもう見ることができなくなった種が昔は佃煮にするほどいたってのはよくある話
>それと同じように今いっぱいいる普通種が今後いなくなるかもしれない
虫も生物なれば生きていてこそ
居なくなってから生まれる価値って本末転倒な気が…
その地域で居なくなりそうな事が解った時点で累代飼育等に切り替えて系統を保存出来れば
消えた後に保存されている事の価値ってものもまた変わってくるんじゃないだろうか?と思う

本末転倒とか言われてもそうなったのは別に虫界隈には原因ないし
環境の改変がそうさせたわけでなぁ
かつての普通種に価値が出てしまうことの方が悲しい
価値はあればいいってもんじゃないんでね
無い方がいい価値ってのもあるのよ

安サラリーマンが休日と小遣いの一部を使って昆虫を採集する。
そんなささやかな活動の記録として作った標本が学問の発展に役立つなどおこがましいと思います。
何かの役に立たなければいけないという観念が同行者の多くを苦しめて来ました。
趣味の昆虫採集は詰まる所ディズニーランドへ行くのと同じレジャーですからその必要もありません。
だから求められない標本は苦労して残そうとせず、土に還すのが自然なのかも知れません。

> その地域で居なくなりそうな事が解った時点で累代飼育等に切り替えて系統を保存出来れば
普通種だからいなくなってから「あれ?いなくね?」となることが多いよ
ムシじゃないけどシマヘビとか最近見ないでしょ

昆虫ってのはいろんな環境に適応していて環境の変化であっさり姿を消すのだ
だからかつてはいたという証拠の標本があると採集時の環境が分かるし何時ごろまでその昆虫が採集されていたか標本を調べることで環境の変化を読み取ることができるのだ
理科の授業で示準化石とか示相化石とか習ったでしょ?ちょっと違うけどあんな感じ

>安サラリーマンが休日と小遣いの一部を使って昆虫を採集する。
>そんなささやかな活動の記録として作った標本が学問の発展に役立つなどおこがましいと思います。
大体のアマチュア昆虫研究者なんてのは他に仕事を持っていて休日になんとか採集に行って論文読んで書いてってのが現状よ?
サラリーマンだからとかじゃなく作った標本を活かさないから学問の発展に寄与できていないだけでは?
標本を捨てる前に地元の昆虫目録なりなり同好会誌なり博物館の研究報告なり読んで見ては?
驚くほどあっさり報文ネタが見つかるし分からないものを専門家に見せたら未記載種だったりってのがままある
つーか自分のやってきたことを自分で無意味なことにする前にもうちょっと頑張ってくれよ!と確実に虫屋としては後輩だからこそ思ってしまう

>No.87816
タイトル画像のアカエリトリバネの下にあるのは
フィリピンオビクジャクアゲハか
最近ではもっと西の方にいるオビクジャクアゲハと
同種扱いなのかな?

フィリピンオビクジャクの方が後翅の緑帯が
縦に走るんだよな
それにサイズとしても若干大きめのようだ

オビクジャクアゲハについてはかつての図鑑には
「マレーシアのランカウィ島のみ多く見られ、
他の地域では稀」と書かれていた
だがタイのホワヒンビーチ近郊の湿潤な山地の
滝の周辺でも一定数は見られるなど、全く見られない訳でもない

問題はミャンマー側の生息地だな
ミャンマー側の方が湿潤なので、下手すると
ずっと北でしかもマレー半島と山地が繋がっている
チャイティーヨ・パゴダ周辺でもいるんじゃないかなあ

研究のための収集ではなくて採集やコレクションそのものを楽しむ人も多いと思います。
有名な採集地で期待の種を採集するだけでも個人にとっては「未知との遭遇」で楽しいし、知識や経験も増えるし、趣味の意義は十分にあると思います。
ただ、そのような標本は新しい情報が少なく、数も多く残り、学術的価値が高くはありません。
採集品に社会のお役に立てる義務を負わされても底辺の虫屋にはそれだけの財力・時間・能力・情熱がありません。
残った標本は寄贈できる先を探し、それでも「要らない」と言われれば廃棄するのは仕方ないでしょう。

ただ単に趣味で集めたい良いのを採りたいってだけなら寄贈もする必要ないよね
それならそれですっぱり学術的なものとは切り離すべきだと思う
自分で調べたり書いたりしないけど寄贈して誰かに役立ててほしいってのはなんかちょっと言葉が悪いけども都合が良すぎる
未知との遭遇や知識や経験の蓄積に喜びを見いだせるのであれば文献あさることで採ってたけどたいして注目してなかった虫が実は凄いのだった!とかあったりそこから自分で報文書いたりってのにも喜びを見いだせると思うからほんの一歩前に進んでみて欲しいかなーと

まだ使えるものを捨てるのはつらいので、もらってくれる人がいればいいと誰もが思います。
でも、現実は標本を欲しがる人・機関は少ないわけで標本を博物館に贈るのは被災地に古着を送るようなものなのですね。
私は幸いまだ余命が長いので少しずつ減量をしながらしばらく今の標本を持ち続けて様子をみることにしましょう。
余談ですがネットオークションで標本関連の出品をしているのですが入札者に団塊の人がいました。大きなお世話ですが「もう虫を集めている歳ではないのでは?」と言ってあげたい。

マジで大きなお世話だわ

>普通種だからいなくなってから「あれ?いなくね?」となることが多いよ
>ムシじゃないけどシマヘビとか最近見ないでしょ
両生類とか爬虫類のマニアは普通種捕まえても標本にはしないで飼育したり繁殖させたりする場合が殆どだと思うけど
虫屋の人達の中ではこういう事って主流じゃないの?
人為的な環境変化で姿を消しそうな昆虫の繁殖とかあまり考えてないっぽい?

希少な虫を守る=生息環境を守る こと

他地域への持ち出しはよくないと考えられているから
生息環境が無くなったのに増やしても意味がない

例えば「5km圏内にある程度の規模の雑木林が点在する必要がある種(オオムラサキ)」なんて、都市部では守りようが無い

昆虫の場合は環境改変で滅亡する方がよっぽどでかいからねぇ
乱獲ガーとか言って採集禁止で環境守ったつもりになってる人間もたまにいるけど
本当にそれがクリティカルな影響を与えるような環境ってのは語弊はあるがもうすでにダメなんだよ
虫を増やしたいなら虫を放せばいいなんて考えじゃないのはホタル筆頭の経済昆虫の放虫でよっぽどご存じな癖に
なぜかそれの逆が理解できない奴が多いのかがふしぎでならない

地球規模の気候変動が原因で滅びるならどうしようもないけど
人為的に環境を破壊した事が原因ならやはり人の手で環境を復元する必要はあると思うし
今後人口の減少や環境復元技術の進歩で状況が変わればそういう動きが出て来るかもしれない
そうなればその地域に元々居た地域個体群の系統を保存して置く事の意味も出てくると思う
トキも復活させるのに中国産の遺伝子移入してるようじゃ格好付かないし(格好の問題じゃないけど)
虫屋の人達はフィールドワークで生息環境に精通してるだろうから産地・地域毎の系統を保存出来るポテンシャルは十分有ると思う
飼育・繁殖後の個体でも標本は作れる訳だし生きている個体のほうが生理・行動・生態等々学術的価値の幅もまた広がるのでは?
何にせよ現時点で生息環境の保全が無理だからといって簡単に諦めて欲しくない

そうですか頑張ってください

ある環境が荒らされると素人目にもわかるまで破壊されたあとやっと世論が騒ぎそのあとで学者が来て
破壊された後の生物相をさんざ調査するんだけど どんなにデータをとったところで
それらと比較するべき破壊前の平時の地味な生物相のデータなんかないから無意味に終わることが多いと聞いた
 科学の発展だの金銭的価値だの派手でわかりやすいところ以外に目を向ければ在野のコレクションも意味を持ちうるかもね

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家族が維持管理できないのならば、
最終手段として樹脂封入しちゃうのもアリ?

アマチュアでも熱心に調べたいときはサンプル標本が増えまくると処分がやっぱり困るね
今だったら高画質で画像取ってある程度残すのが一番かもね
甲虫には使いにくい手だけど

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子供ころご近所で虫少年と言われるぐらい昆虫好きでしたが
同級生の父親がコレクターで大量の「蝶 標本」をみせられて自分は罪ぶかい愚かなコトをしているしていると気づかされました虫が生きている姿が素晴らしいコトだと気づかされました