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自民、公明候補推薦へ 参院選競合5選挙区で「配慮」

 自民党は1日、夏の参院選で公明党が5選挙区で擁立する候補を推薦する方向で調整に入った。勝敗のカギを握る32の改選1人区で自民党候補を確実に推薦してもらうためには、公明党への配慮が不可欠と判断した。ただ、5選挙区にはそれぞれ自民党候補がおり、公明党への推薦には地元県連が難色を示しているため、発表は4月以降にずれ込む可能性がある。

 自民党の谷垣禎一幹事長は1日の記者会見で、公明党からの推薦要請について「少し時間がかかるかもしれないが、今努力中だ」と強調。公明党の山口那津男代表も「自公で過半数を確保し、政治の安定を目指すことが両党の基本的な認識。最終的には協力関係ができ上がることを期待している」と述べた。

 公明党は参院選で選挙区に7人を擁立。このうち激戦が予想される埼玉(改選3)▽神奈川(同4)▽愛知(同4)▽兵庫(同3)▽福岡(同3)で自民党に推薦を要請している。井上義久幹事長は自民党大会が開かれる13日までに推薦を決めるよう求めている。

 自民党の地元県連は反発を強めているが、党幹部は「共産党が1人区で候補取り下げを進める中、公明党からの支援を盤石にする必要がある」と強調。両党は2日、幹事長・選対委員長会議を開き、調整を本格化させる方針だ。自民党は、平成25年の参院選の埼玉選挙区で公明党候補を推薦した例があるが一度に5候補も推薦するのは初めてとなる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160302-00000064-san-pol