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この入試問題に引用されている「アメリカの反知性主義」は、1950年代の初めに米国で猛威を振るった「マッカーシー旋風」、通称「赤狩り」にも触発されて書かれた大著で、その内容は広範囲に及ぶが、その背景には「アメリカ社会が知識人を否認した」「知識人と大衆の間に巨大で不健全な断絶がある」という深刻な認識と、これに対する大きな危機感があった。 この時代は、朝鮮戦争が勃発して東西冷戦構造が顕在になった時代で、米国内には国際共産主義に対する強い反感があり、共産主義者に共鳴する人達は勿論、多少なりともリベラルな考えを持った人達は、「米国の利益を害する『非米活動』をしている」として糾弾され、その職を追われた。 これを極端で乱暴な形で推し進めたのがマッカーシー上院議員であり、1952年の選挙で大勝したアイゼンハワー大統領とニクソン副大統領が率いる共和党政権は、当初はそれをサポートした。知識人にはリベラルな考え方をする人達が多かったので、これを目の敵にする「愛国主義に突き動かされた大衆」は「反知性的」と見做されたのも当然だった。 |
東大入試に引用された「アメリカの反知性主義」の中の文章は、この本の中のほんの一部であり、むしろ本筋でない部分である。「反知性の人達も一見すると知性的に見えるから注意すべき」というのがこの文章の肝であり、勿論「事実の列挙」や「そこから論理的に結論を導き出すという手順」自体を「反知性的」としているわけではない。むしろ、途中で強引に出した結論を絶対的なものと決めつけて、そこで思考を停止させてしまう「不徹底で、中途半端で、独善的な知性」を、「反知性」という逆説的な言葉で攻撃しているものと思われる。 ■内田樹教授の奇妙な論理展開 さて、この文章を書いた内田樹という人は、東大仏文科の出身だが、安倍首相を「独裁」「反知性」と決めつけているところなどは、「安倍に言いたい。お前は人間じゃあない。叩き斬ってやる」という演説で有名になった北海道大学の山口二郎名誉教授とほぼ同じである。(略) |
因みに、この人の過去の発言をチェックして見ると、「共産党はマルクス思想の本質を理解するラディカルな政党であってほしい(アカハタの取材への回答)」「憲法九条と自衛隊がリアルに拮抗している限り、日本は世界でも例外的に安全な国でいられると私は信じている」「日本人は原理原則が行動原理ではないので、憲法もあいまいなままでよい」「地方自治体の首長は教育行政に関与して欲しくない(平松元大阪市長に対する要請)」等々、突っ込みどころ満載である。 http://agora-web.jp/archives/1671411.html |
>内田樹 2013年の参院選の結果を受けて「与党に投票した有権者は目先のカネに目が眩んだ朝三暮四のサル」という悪罵を新聞紙面一面を費やして長々と書いた教授サマやねこんなのがリベラル知識人(笑)なんだからもうね |
「反知性主義」と呼ぶのは、要するに「バーカ」というのを ご立派に言い換えているだけらしいからだ。 http://cruel.hatenablog.com/entry/2015/08/20/185544 |
反知性というより偽知性のが適訳じゃね |
>こんなのがリベラル知識人(笑)なんだからもうね トラブル知識人でしょ テスト勉強だけはできる「プライドと偏差値だけは無駄に高い馬鹿」 |
入試問題をよく読んだら誰かの読書感想文だったか |
知性って要は相対主義の許容なわけで 知性が権威化・絶対化するのは 矛盾だよってハナシですよね |
直訳で知性だけど、意訳で別の語を宛てた方が良かったんだろうな。 |
こんな馬鹿教授を軽くいなして単位をAで取る そういう技量が東大生には求められているかと |
反知性じゃなくて純粋主義とでも言った方が良かったかもね |
内田樹は池田信夫が事あるごとに名指しでバカって言うほどだから、よっぽどバカなんだろう |