国債の市場では、世界 - 経済@ふたば保管庫

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長期金利 初のマイナスに

国債の市場では、世界経済の先行きに対する懸念からリスクを避けようと、買い注文が広がり、長期金利の代表的な指標になっている、満期が来るまでの期間が10年の国債の利回りが初めて0%を下回り、マイナスの金利をつけました。
9日の国債の市場では、取り引き開始直後から買い注文が広がりました。国債が値上がりすると金利は下がる関係にあり、長期金利の代表的な指標になっている満期までの期間が10年の国債の利回りは、一時、マイナス0.035%まで低下しました。
長期金利は、その後、0%に戻ることもありましたが結局、マイナス0.025%で9日の取り引きを終えました。
長期金利が0%を割り込んでマイナスとなるのは国内では初めてです。
これは投資家の間で、今後も国債の値上がりが続くという見方が出ているためで、背景には、日銀が金融機関から預かっている当座預金の一部の資金にマイナス金利を導入すると決めたことがあるうえ、ここに来て世界経済の先行きへの懸念が強まっていることもあります。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160209/k10010403371000.html

市場関係者は、「世界経済を引っ張ってきたアメリカ経済への懸念が広がっているため、投資家がリスクを避けるならば、株式などより、さらにもうけが出そうな国債に資金を移す動きが一段と強まった」と話しています。

ディーリングルーム 静まり返る
長期金利の代表的な指標になっている、満期までの期間が10年の国債の利回りが初めてマイナスとなったことを受けて銀行のディーリングルームでは担当者が対応に追われました。
このうち、三井住友信託銀行では、長期金利が初めて0%を割り込んでマイナスとなった瞬間、部屋全体が静まり返りました。その後は、国債の売買を仲介する担当者のもとに取引先からの問い合わせが相次いで寄せられ、慌ただしい空気に包まれました。
三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジストは、長期金利がマイナスになった背景について「世界経済の失速への警戒感が非常に強く、投資家がリスクを避けようとする流れが東京市場にも押し寄せた。今、日本国内は運用難でお金を持っていく先が少なく、やむを得ずマイナス金利でもリスクの小さい資産にお金を配分しなければいけない投資家が国債を買っている」と指摘します。

そのうえで、今後の見通しについては、「日銀がさらに金利のマイナス幅を拡大する可能性もまだ十分残っているので、そういう期待があるうちは金利がプラス方向に大きく戻る可能性は低いのではないか」と話しています。
一方、生活への影響については、「住宅ローン金利はすでに低下が顕著になっていて、ローンを組む人にはプラスということになる。マイナス面では、預金金利はゼロに近い状態が続いていくということや、生命保険や年金の運用が厳しくなるので、将来、何かのときのための保険とか、老後の年金の受け取りに影響が出てくることが考えられる」と話しています。

長期金利がマイナスになるとは
国債の利回りがマイナスになる仕組みについて詳しく説明します。
話をわかりやすくするため、満期までの期間が1年の国債で考えてみます。
たとえば額面の価格が100円で、年1円の利子がつく国債があったとします。この国債の利回りは年1%で、1年間、持ち続けると1円もらえ、最終的に101円が手に入ることになります。
この国債の人気が高まって買う人が増えれば国債の市場での価格は値上がりします。仮にこの国債の市場での価格が105円まで値上がりしたとします。
投資家がこの国債を105円で買い、満期まで1年間保有した場合、得られるのは、1年間の利子1円と、額面の100円、合わせて101円です。
105円投資したのに合わせて101円しか得られず、4円の損失が出る計算です。つまり投資に対して損失が出て利回りがマイナスになります。これが国債の利回りがマイナスになるということです。

満期までの期間がより長い国債の場合も、基本的にはこの仕組みとほぼ同じだと考えてください。
ただ、国債を個人で買って持っている人は満期まで保有していれば金利がマイナスになることはありません。一方、損失が出るのに国債をさらに買う投資家がいるのは、国債の価格がさらに上がれば、高値で売って利益を得られると考える投資家がいるからです。
長期金利がマイナスになったことで、世の中の金利は全般的に一段と下がると見られますが、ただちに預金の金利がマイナスになったり融資の金利がマイナスになるわけではありません。

長期金利マイナスの影響
長期金利の代表的な指標とされる満期までの期間が10年の国債の利回りは、企業が設備投資のための資金を銀行から借りる際の金利や住宅ローンなどの金利に大きな影響を及ぼします。
銀行は、日銀がマイナス金利の導入を決めたことをきっかけに長期金利など金利全般が急低下したことからすでに定期預金や住宅ローンの金利を相次いで引き下げています。
このうち、大手銀行の「三菱東京UFJ銀行」「三井住友銀行」とそれに「みずほ銀行」は今週から満期まで2年から10年までの定期預金の金利をそれぞれ引き下げました。
また「ゆうちょ銀行」も9日から「通常貯金」や「定額貯金」などの金利を引き下げています。
一方、インターネット専業の「ソニー銀行」は普通預金の金利を0.001%まで引き下げました。0.001%の金利では100万円を1年間預けても10円しか利息がつかない計算です。

一方、住宅ローンの固定金利は満期までの期間が10年の国債の利回りが指標となっていて、このところの金利の低下を受けて大手銀行は、すでに、2月から、10年間、固定金利を適用する住宅ローンの金利を過去最低に引き下げました。今後については、長期金利の水準を見ながらさらに金利を引き下げるかどうか検討することにしています。
また、「みずほ銀行」は、大企業向けの融資の基準となる金利「長期プライムレート」を10日から過去最低となる1%に引き下げると発表し、個人だけではなく企業に対する金利の低下も広がることが予想されます。

今回、長期金利がマイナスになったことで、世の中の金利は全般的に一段と下がることが見込まれますが、預金金利や住宅ローン金利がただちにマイナスになるわけではありません。
日銀の黒田総裁は、4日の衆議院予算委員会で「銀行の個人向けの預金にマイナスの金利がつくことはない」と述べています。
各大手銀行も、現時点で、預金金利や住宅ローン金利をマイナスにすることはないとしています。長期金利がマイナスになったことで今後、個人の資産運用などにさまざまな影響が広がる可能性があります。

<長期金利>初のマイナス 株安円高、日銀に誤算
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160210-00000000-mai-bus_all

黒田はアホ

>黒田はアホ

別にK田氏が誤算だと言ったわけではありません。
記者がそう思っているだけです。

K田氏と言えば
http://www.news-postseven.com/archives/20150402_313056.html?PAGE=1#container
の通り逆に国債を極めて心配する発言を行っております。

してやったりというのが感想では?

黒田さんになってから動静・発言がよくニュースになるね
中央銀行のトップなんだから当然なのだろうか
以前はもっと地味なポストだったはず。。。

本来は目立つポストだけど白河氏がだめだっただけだよ。

白河は酷かったね。兆円高放置が酷かったわW

マイナス金利の国債に突っ込むのは
誰かがより高い価格で買い取らない限り
償還時に損をすることが確定するのだから
単に現金を持ち続けるよりもリスキーなんだけどな
税金を使える日銀以外誰が買うんだこんなもん

日銀は税金じゃなくて、自分で刷った金なんだけどね。
多分、買っているのは、株やその他投資から金を引き揚げたた金融機関じゃないかな?
損するのは判っていても、資金の保管手数料として割り切っているとか。

黒田は円安政策しかしてないからな

普通預金者まで決済手数料やATM使用料の値上げって形で跳ねかえってくれば
実質上の預金への課税だな
動産税とかピケティの妄言かと思ってたけど黒田の代であっさり実現しそうな勢いで
右も左も窮まるとやることが似てくるといういい例になるかもしれない

>白河は酷かったね。兆円高放置が酷かったわW
「単細胞はあります!」

円高のおかげでPC安かったよな
今は全く売れてないよね

中国韓国製品は同じ規格のはずなのに
互換性とか皆無だったし

PCで返品とか保障とか消費者庁出来る前だったから
やりたい放題、結果自作PCは壊滅

黒箱隠すためにもノートやスマホに移っていったからね

体力の弱い地銀で破綻する所が出て来るんじゃ

元々不胎化して日銀しか持ってないのに
こうも表面化するとは思わなかったな

黒田のせいでこうなったな

あの黒田だし