M1やレオパルト2の側 - 軍@ふたば保管庫

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M1やレオパルト2の側面装甲はrpg7などのHEATに耐えられるが、10式は耐えられないって本当なの?
付加装甲を付けたら大丈夫なのかなあ削除された記事が5件あります.見る

防秘です

>M1やレオパルト2の側面装甲はrpg7などのHEATに耐えられるが、
無理

407455 B
>M1やレオパルト2の側面装甲はrpg7などのHEATに耐えられるが、10式は耐えられないって本当なの?
M1やレオパルトはERA等の増加装甲で防御力を強化してるのは確かだよ耐えられるかは命中した弾頭の威力等によるだろうけど

44516 B
>無理
M1って全方位での対HEAT能力があるんじゃないの?

リロード忘れてました、すみません

962746 B
>付加装甲を付けたら大丈夫なのかなあ
10式の砲塔側面には対戦車火器を想定してる思われる付加装甲があるけどこれの中身って中空なんだよな(なので付加装甲本体じゃなくて装甲カバーと言う話もあるが)もしこれだけで対戦車火器(と言っても色々あるが)に耐えられるなら車体側面も同様に耐えられるって事になるけど実際のところはどうなんだろうな

>M1って全方位での対HEAT能力があるんじゃないの?
M1の砲塔側面は空間装甲だけどRPGに耐える能力はないよ

51981 B
本文無し


76258 B
これここでも度々貼られてたっけ


115490 B
本文無し


50583 B
本文無し


75456 B
本文無し


56029 B
現代戦車の装甲関する画像はこんなもんしかもっていない、他の人持っていたらのせて。


288407 B
追加


ホワイトハウスダウンでテロRPG1発でM1戦車
爆沈してたけど間違ってはなかったのか

書き込みをした人によって削除されました

某戦車雑誌で爆破反応装甲を側面に取り付けた10式が存在するとか何とか・・・

10式は市街戦も想定して側面も強くした筈なのに
なんで今更rpg7耐えられないとか言われる訳?

イラク戦争のときM1エイブラムスやチャレンジャー2が装甲の柔らかい部分などでRPGー7やRPGー29撃ち込まれて行動不能などになったのは有名。
最近イラク軍のM1エイブラムス(おそらくダウングレード)が撃破されてたが

240110 B
>M1やレオパルト2の側面装甲はrpg7などのHEATに耐えられるが、K2は耐えられないって本当なの?
こっちの質問の方が楽しいだろう。ようやく配備され始めた事だし。

>M1の砲塔側面は空間装甲だけどRPGに耐える能力はないよ
空間装甲の防御力はHEAT弾の命中角によって違うんだけどね

けどK2の正面装甲ってどこまで?

>現代戦車の装甲関する画像はこんなもんしかもっていない、他の人持ってい
M1A1は分解してサンドブラストかける動画まで公開されてるが車体側面は50ミリ程度の鉄板だけ
前面は穴がないからわからんよ

M1エイブラムスも市街戦等の横や後ろから歩兵のHEATをもらい易い場所で戦う時はリアクティブアーマーにスラットアーマーを装備するし、正面からの戦闘以外は基本的に避けるのが戦車の基本でしょう。

>10式は市街戦も想定して側面も強くした筈なのに
なんで今更rpg7耐えられないとか言われる訳?
さすがに横からだと素の装甲だと無理でしょ。
市街戦用に運用するときは他国のように追加の装甲等が装備されるor戦時急造10式に摩改造されると思う。

あと、RPGといっても登場初期の弾頭と最新のものでは貫通力に大きな差があるぞ。
戦車の装甲に対応して弾頭も進化しているから、いたちごっこだ。

>イラク戦争のときM1エイブラムスやチャレンジャー2が装甲の柔らかい部分などでRPGー7やRPGー29撃ち込まれて行動不能などになったのは有名。
逆に装甲の厚い部分で受けられれば10発近く食らっても耐えたけどな

>M1やレオパルト2の側面装甲はrpg7などのHEATに耐えられるが、10式は耐えられない
まずこの話をどこで聞いてきたの

405668 B
本文無し


62267 B
本文無し


>No.1146847

一番下ってどこだっけ・・・
73戦車連隊か72戦車連隊だっけ?

71連隊

41092 B
>某戦車雑誌で爆破反応装甲を側面に取り付けた10式が存在するとか何とか・・・
可能性高いかもね三菱のこのMAV見ると10式の(もしかしたら90も?)追加装甲はもう出来てるのかもと思ってしまう優先順位が低いだけで制式化されてないだけで

10式の側面て追加装甲用意してんじゃなかったけ
まだ開発してないだけなのか

267992 B
10式に関しては砲塔側面には用途不明の金具があるのよね
上で貼った画像ではワイヤーカッターを取り付けてるけどそれだけなら3つもいらんしバトラーなんかの取り付け用としては片側にしか露出してないのは妙だし10式って未だに謎が多い

逆に90式はどのくらいの防御力あるの?

日本戦車の曲線ってどうやって作ってるんだ?
プレスはペラペラでないと割れそうだし

逆じゃないだろ

全周防御を気合い入れてやってるのはイスラエルのメルカバぐらいだろう。

> No.1146886

90式の側面対弾は35o砲弾対応
M1は増装なしだと25mm砲弾ぐらいだったはず

35mmAPDS
25mmAPFSDS

最新のPG-7VRとかRPG-28ならまぁ耐えられない

775441 B
散々RPGに苦しめられたロシアの答えは
無人砲塔とアクティブ防護システムという組み合わせ

あの随伴歩兵に優しくない兵器か

>あの随伴歩兵に優しくない兵器か
対戦車火器が命中すればどのみち爆風や破片で周りに被害がでるから変わらんって判断なんじゃね?

随伴歩兵にアクティブ防御装置を持たせて戦車の周囲に配置すれば…!

追加の装甲で1発は耐える様にはするが、360度を正面並みの装甲にしたらレオ2とかは夢の100tに手が届く。
防御力の向上は重量に跳ね返るから限界があり、その間に火力が追いついた。RPG7とか相手に無傷で済ましたいなら、もう触れさせず迎撃するしか無いってのが近年の戦車の流れだろ。
それと無人化くらいか。

>10式に関しては砲塔側面には用途不明の金具があるのよね

ふと実は金具を多用途にしていて緊急時には外国製の追加装甲材を買って来たらポン付け出来る…とか想像した

>>10式に関しては砲塔側面には用途不明の金具があるのよね

何でも引っ掛けられる金座だよね

書き込みをした人によって削除されました

266217 B
>>10式に関しては砲塔側面には用途不明の金具があるのよ?ね
>何でも引っ掛けられる金座だよねコンビニに買い出し帰りでも安心だな

>10式に関しては砲塔側面には用途不明の金具があるのよね

偽装用の植物やネット類を縛る為の金具なだけだろう・・・
マトモな増加装甲は付けるの無理そうだし
スラットアーマーも軽量と言えば軽量だけどこんな貧弱なフックじゃ根本からもげそう・・・・

随伴歩兵は戦車から何十mくらい離れて行動してるの? 市街戦や地形にもよるけど、RPGで狙ってきそうなポイントは事前にある程度は分かりそうなもんだから、
装甲強化の技術ばもちろん大事だけど、敵兵追っ払う運用が磨かれる方が色々効果高いかも

673263 B
機甲部隊やら歩戦共同の運用に関してはシリアやウクライナの戦訓でかなりのデータが取れたらしいんで気になるけどなかなか翻訳された記事が出ない


549117 B
つよそう


265051 B
とにもかくにも何かつけなくては?


114905 B
BMPも大変なことに


631929 B
ウクライナ軍も
やっぱりこういうのが広まってるって事は効果アリ?

これからは武装ドローンで念入りに索敵して
進むからRPGで戦車を仕留めるチャンスは無くなるだろう

建物の中に隠れていたり、2階3階から狙われたら中々対応できないでしょ。
ドローンで1軒1軒索敵できる物量があれば一方的に勝ってそう。

シリアのアサド軍の盾槍戦術のように、戦車で突撃→反撃位置を特定→退却→歩兵・装甲車&戦車で掃討を1ブロック毎に繰り返すのが一番確実でしょう。そのためには戦車が生き残る防御力が必要。
歩兵側も簡単にやられないように、窓際・窓のある部屋で戦わずに1個奥の部屋から狙い撃ちにする等の作戦で立て籠もるから、市街戦は消耗を避けられない。

25255 B
三菱が出店した次期主力装甲車?はRPGなどの対策で網があったが


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本文無し


こういうラティス装甲?的なやつって艦船のミサイル防御に役立ったりしないかな
撃ち漏らしのミサイルが艦体に直撃する前にミサイル弾頭を砕いて相手の意図したタイミングでの起爆を防ぐ
みたいな

マッハに近いミサイルに効果があるとも思えんし
そもそも接触信管じゃないじゃ

そっかー
あかんか

西ドイツの経済発展と都市化で、WTOの大規模な電撃戦が不可能になったように、東京周辺はどう考えても難攻不落たわな

中国はどうなんだろう? この数年間で、アメリカが建国して以来のコンクリート消費量を上回ったらしいけど、
軍閥同士の戦闘に備えた都市計画とかしてるんだろうか?

>BMPも大変なことに
BMP-1のぺらい装甲でERAの爆発に耐えられるんだろうか・・・

>マッハに近いミサイルに効果があるとも思えんし
マッハに近くない対戦車火器って何なんだ・・・
PIATでも使うのか?

>偽装用の植物やネット類を縛る為の金具なだけだろう・・・
それはどうだろう
そのための物にしては外部に露出してるのは右側面に3つのみで数が少ない上に
形状もネットや植物などを固定する物としては不適当に思えるし
上でも書いたけどNo.1146794の画像ではボルトを使ってワイヤーカッターを装着してるし
いろんな意味で何に使うのかよく分からんと思う

450941 B
ちなみに機動戦闘車の試作車にも10式の物と似たような金具が多数存在してる


36963 B
>随伴歩兵は戦車から何十mくらい離れて行動してるの?
状況によりけりなんだろうけど場合によってはこんな風にすぐそばにいる事もある

32986 B
>こういうラティス装甲?的なやつって艦船のミサイル防御に役立ったりしないかな
ミサイルではないが昔は防雷網ってのがあってねまぁ、停泊中でないと展開できなんだけどさ……そして雷速が上がってくると突破されちゃうことがわかってすたれてしまったんだ

偽装用のゴムつける金具じゃないの
90式とか陸自の装甲車両にはすべてついてるよ

>No.1147063
>マッハに近くない対戦車火器って何なんだ・・・
歩兵が運用するミサイルはマッハまで加速する奴はないんじゃないかな。
車載でもケーブルで誘導する対戦車ミサイルはかなり遅い。
対艦ミサイルとか対空ミサイルはマッハを超えるけど、陸用のはマッハを超える奴を知らん!

>偽装用のゴムつける金具じゃないの
上でも書いたが単純にそれだのためにあるとしたら片側3つのみってのは少ないんじゃないかね
ちなみに自分が言ってる金具ってのはNo.1146883画像で見える車長用ハッチの近くとレーザー警報機の近くにある突起物の事ね
偽装用のゴムとかをつけるのはその周りに多数ある取っ手のような金具じゃないかと思うんだ

>歩兵が運用するミサイルはマッハまで加速する奴はないんじゃないかな。
ないよ。No.1147044がマッハに近い(対艦)ミサイルに効果があるとも思えないって言ってるから
亜音速のRPG-7やATMに対してどう効果があるのか聞きたかっただけ
スラットアーマーはTOWには効果があるけどRPGは貫通するって言いたかったのかな?

書き込みをした人によって削除されました

>スラットアーマーはTOWには効果があるけどRPGは貫通するって言いたかったのかな?

スラットアーマーはRPGを代表するロシア製(ソ連製)HEAT弾には効果あるけど西側製のHEAT弾頭のATWにはあまり効果ないよ
当然のことながらTOWミサイルはスラットアーマーに当たって作動する
車体装甲までの空間は50〜60cmぐらいしかないので簡単に装甲貫徹してしまう。

軍艦の場合は舷側側に通路を通す事で船体自体が空間装甲になるように設計されてるし
特に戦艦だと上で既に出た防雷網やら鋼管充填したバルジやらいろいろやってる

185721 B
>コンビニに買い出し帰りでも安心だな
https://www.youtube.com/watch?v=yFEv8vzJxxo落とすといけないからちゃんと仕舞おう(画像はルクレール)

>車体装甲までの空間は50〜60cmぐらいしかないので簡単に装甲貫徹してしまう。
HEATの原理分かってる?

>No.1146883
それは装甲を取り付けるためのものです
周りの箱は空間装甲的な効果が無いわけじゃないけど装甲じゃないです
って乗員が言ってた

239215 B
突起が不等間隔な理由の推測


>HEATの原理分かってる?
君こそ分かっていないようだな
RPG-7の標準弾頭である85mm弾頭ですら1mほどの空間がないと戦車車体側面装甲は貫徹されることがある
サイドスカートは斜射には有効だが正面射では耐えられないことが多い
M1エイブラムスがイラク戦争の戦訓でサイドスカートに何をしたかで明らかだと思う

>周りの箱は空間装甲的な効果が無いわけじゃないけど装甲じゃないですって乗員が言ってた
>突起が不等間隔な理由の推測
非常に興味深い話だなぁ
もしその乗員の人の話が事実なら車体側面にも同様の装甲が付く可能性があるし
砲塔側面にしても現在確認されてる姿とはまた違った物になるはずだし
その追加装甲という物がすでに導入されてるのかこれからなのかは分からんけどいつか公開される日が来てほしいな

>RPG-7の標準弾頭である85mm弾頭ですら1mほどの空間がないと戦車車体側面装甲は貫徹されることがある
それならメルカバのチェーンカーテンみたいなヤツはどうなるのよ

ちょっと厚い単なる鉄板に見えてもセラミックと分子レベルで結合された複合装甲だったりするのよね
90式の採用前に技本の展示で見てるけど、今まで軍事評論家やブロガーに言及されてないし、当の運用してる自衛官がその存在を知らなかったりする
自衛官から直接聞いても、実際は正確かどうか判らないのよね

>>>10式に関しては砲塔側面には用途不明の金具があるのよ?ね
>>何でも引っ掛けられる金座だよね
道端のグレーチングみてるとアレはスラットアーマーに使えないかな?
と思ってしまう・・・
何処か実験して欲しいです

>それならメルカバのチェーンカーテンみたいなヤツはどうなるのよ
接触による爆発はしない程度であり、弾頭はチェーンを通過するが翼がチェーン部に引っかかり飛翔方向を変化させ弾頭が砲塔基部に滑り込んでも不発になる構造
もともと、砲塔後部と車体の隙間にショットトラップで入り込んだ成形炸薬弾が砲塔基部に命中するということが多発したためにこれを防ぐ目的で採用された

54641 B
もはや伝統です


> 接触による爆発はしない程度であり、弾頭はチェーンを通過するが翼がチェーン部に引っかかり飛翔方向を変化させ弾頭が砲塔基部に滑り込んでも不発になる構造

え!そんな話、初めて聞いたけど...どこの誰が主張しているんですか、そんな説を。私には珍説以外の何物でもないと見えるが...
バードケージごときで簡単に爆発する(鋭敏な信管を有する)RPGなんだから、重りのついたチェーンなら確実に発火しますが...
というか、RPGのHEATは必然的に鋭敏にならざるを得ず、それゆえにバードケージが有効となっているのだが...

もちろん、このスレの本質であるHEATの特性に直結する。中空装甲がHEATに有効なのは、HEATの本質がメタルジェットであるから。HEATが放つメタルジェットの先に鋼がなければ(空中であれば or 鋼以外の物質、例えばセラミックであれば)、相互作用は発生しない。だからこそ、バードケージもチェーンカーテンも中空装甲もHEATには有効となる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%90%E5%BD%A2%E7%82%B8%E8%96%AC%E5%BC%BE

146077 B
レオパルト2だってケージ装甲つけることもある


>バードケージごときで簡単に爆発する(鋭敏な信管を有する)RPGなんだから、
スラットアーマーは爆発させないための装甲なのをご存じないようで
だから阻止率8割と言われるんだな
2割はケージ(スラット)部分に命中して爆発してしまうため主装甲が貫徹されてしまう
ちなみにRPGなどロシア製(パクリ含む)のHEAT弾の弾頭信管はあまり鋭敏ではないためにスパイクノーズ先端がちゃんと当たらないと不発になる可能性が大きい
Pzf3などの西側携帯HEAT弾は戦車用HEATと異なり慣性力による弾底起爆信管を有するためにスラットアーマーはさほど有効ではなく貫徹される恐れが高い
そのため戦車においては乗員区画以外に装備されるわけだ

書き込みをした人によって削除されました

>HEATが放つメタルジェットの先に鋼がなければ(空中であれば or 鋼以外の物質、例えばセラミックであれば)、相互作用は発生しない
意味不明だな
空間がメタルジェットに対し有効なのはメタルジェットの連続性を断つ、つまりブレイクアウトを狙っているわけだ
だからこそメルカバのエンジンルームの長大な空間は成形炸薬弾に対し十分効果がある
その間に何か物体があればさらに効果が増す
セラミックがメタルジェットに有効なのは溶けないために破砕セラミック片がジェットの進行を阻害するためだ
火器弾薬技術ハンドブックなどの専門書を読んで勉強すべし

>スラットアーマーは爆発させないための装甲なのをご存じないようで
かなり前何処でだか忘れたが「スラットアーマーは爆発させないための装甲」って書き込みの後に「弾頭が隙間にはさまって装甲に当たるのを防ぐのか」と言う書き込みがあったのを思い出した…

1.車両とHEAT弾の距離を離すことで、最適距離で爆発して、装甲を貫通される可能性を下げる(空間装甲)
2.あわよくば不発を狙う
3.追加する装甲はなるべく軽くしたい

というところから、原始的なスラット装甲やチェーンを付けるんでしょ。
車体の横のサイドスカートも同じこと。そこで起爆できれば覆帯の幅(400-600mm)分だけ距離を稼げる。
本格的に対策するならリアクティブアーマー装着だね。

>1.車両とHEAT弾の距離を離すことで、最適距離で爆発して、装甲を貫通される可能性を下げる(空間装甲)
>2.あわよくば不発を狙う
>3.追加する装甲はなるべく軽くしたい

スラットアーマーは
@不発を狙う
A追加装甲はできる限り軽量化したい
B成形炸薬弾が作動(爆発)した際に被害を軽減する
説明
軽装甲に直接命中した際は貫徹と同時に爆炎が車内に侵入するため被害が大きいが離れた位置で作動した場合はメタルジェットの貫通のみで被害が軽減される

[No.1147607]において誤った記述をしていたので訂正
ブレイクアウト×
ブレイクアップ[break up]○

>バードケージ

そういえばバードケージの説明で信管をショートさせるとかって記述があるけど、どこがどういう原理でショートしてる?
弾頭が隙間にはさまって信管が作動しないようにとかならまだわかるんだけど。


そういえばヒート弾といえば熱ヒート弾を思い出したw

書き込みをした人によって削除されました

>どこがどういう原理でショートしてる?
弾頭前部(中空の場所)が二重構造になっている
内部は先端起電部から弾底信管への通電路になるように金属製
外側も金属製であるため外側部が何らかの圧力により変形し内部側と接触した場合その位置でショートし起電部からの電気信号が信管へ送られないため不発となる
西側製は電線により電気信号を送るので弾頭変形による不発は無い

No.1147584 ですが その1
> 意味不明だな(以下略)

現象としてはHEAT(モンロー/ノイマン効果を利用した成型炸薬弾)しか議論の対象とはしていない(Wiki参照)。

その上で車両の対HEAT装甲の議論の場合、ノイマン効果による装甲の侵食防止が議論対象。ノイマン効果はモンロー効果により発生するため、
1.(HEATの設計通りの)モンロー効果を発生させない
との対策が考えられる。その上で、
2.モンロー効果が発生した場合でも、何らかの要因でノイマン効果を発生させない or ノイマン効果の発生を最小に留める
との対策を考える。

ノイマン効果による穿孔の深さPは、P=L(Pj/P)^(1/2)で算出できる。Lはジェットの長さ(cm)、Pjはジェットの密度(g/cm^3)、pは目標物の密度(g/cm^3)

No.1147584 ですが その2

1がうまくいくと、Lが(設計値より)小さくなる(含むゼロ=不発や弾頭破壊等)。またはPjも小さくなるため、被害は設計値以下となる。
1が効果なく設計通りにモンロー効果が発生しても、主装甲までに十分な空間が存在すれば、pは限りなくゼロとなるため指数関数的にpは小さくなる。特に空間内に非金属が存在した場合、モンロー効果で生じたジェットそれ自体を阻止する可能性が生じる。だからルクレールでも10式でも、中空装甲内に様々な物資を格納できるようにしている。

ただ、中空装甲は体積を必要とする。体積を用意できない場合は、ノイマン効果が生じない=非金属装甲(代表例はセラミックだが、ゴム等でも代用されるケースもある)が選択される。

やっぱmesh氏の説明の方が分かりやすいな

>外側も金属製であるため外側部が何らかの圧力により変形し内部側と接触した場合その位置でショート

ありがとう。謎が解けた。

>主装甲までに十分な空間が存在すれば、pは限りなくゼロとなる
ここが問題点であり、スラットアーマーや主力戦車が装備するサイドスカートが作る実用空間では「十分な空間」では無いだから、主装甲は貫徹されるということ
実戦でも証明されてしまった事実でもあるわけだが

火器弾薬技術ハンドブックから読み取れるRPG-7(PG-7V弾頭)の貫徹量(概算)は以下の通り「C:コーン直径(o)、D:距離(o)」
PG-7V弾頭は直径85mmなのでコーン直径を80mmとして計算
@実装:CD2:浸徹量360mm/スタンドオフ200mm
A最大浸徹能力:CD4:浸徹量640mm/スタンドオフ320mm
Bブレイクアップ:CD12:浸徹量400mm/スタンドオフ960mm
上記で分かるように実装されたスタンドオフは「最適値」では無いため下手な空間装甲は逆効果となりえる

ブレイクアップ以降は一気に効果を減ずるが、PG-7V弾頭ですら防ぐためには1m以上の空間が必要となるわけだ
これが単純なサイドスカートは斜射には有効だが(垂直)直射には抗堪できない場合がある所以
そしてさらに強力なPG-7V弾頭(93mm)などには斜射ですら有効ではなくなるので反応装甲(爆発・非爆発)を装着せざるを得ない

> RPG-7(PG-7V弾頭)

>> PG-7V弾頭ですら防ぐためには1m以上の空間が必要となるわけだ

提示されたデータで着目すべきは、1と3の浸徹量がほとんど変わらない、という点。1割ほどしか変わらない。それでいて、スタンドオフは200mmと960o。つまり760oの差がある。
設計上の最適スタンドオフが320oであるから、浸徹量はスタンドオフが200oから320oまでは増加し、320oを頂点に減少すると考えられる。960o-320mm=640mmの空間で、浸徹量は400/640mmで62.5%減少する。ただ、先に示した式で浸徹量Pは求まるため、距離に比例しないことは明らか。
あと、信管位置と形成炸裂する個所の距離が常に存在するから、そんな単純な議論ではない(常に一定距離をマイナスする必要あり)。空間装甲の対HEAT有効性の議論では。

あと「防ぐ」の定義が必要。ジェットが車内に浸徹しても、その絶対量が十分に少なければ「防いだ」と定義することも可能。浸徹を完全に防止する or 作戦行動が可能 or 乗員の生命を保護、によって議論は違ってくる。

>軽装甲に直接命中した際は貫徹と同時に爆炎が車内に侵入するため被害が大きいが
>離れた位置で作動した場合はメタルジェットの貫通のみで被害が軽減される
HEATが装甲に密着した状態で爆発しても穿孔から内部に大して爆風は吹き込まないよ。
それにメタルジェットの温度も実は数百度程度しかないので爆炎にはならない。
メタルジェットの基になる金属内張りに使われる胴の熱伝導率が高いとは言っても
一瞬の加熱で高温になるのは不可能だから。
メタルジェットが流体化するのはあくまでも超高圧によってであり、高熱で金属内張りが
融解するからではない。
そのためHEATによる被害はメタルジェット(超高速貫徹体)による物理的破壊が殆どで、
火薬などの爆発物、燃焼物に命中しなかった場合は爆発や火災は起こらない。

その一方で、開放された空間で爆発したHEATはソフトスキン車両や人間に対して絶大な
爆風効果を持つことは意外と知られていない。
HEATの爆発時、メタルジェットの形成に使われるエネルギーは3割ほどで、あとの7割は
普通に放射状に拡散するので、周囲に爆風によるダメージを与える。
これを利用して昔から多くの戦地ではRPGなどのHEAT砲弾も軽迫撃砲感覚で陣地や
歩兵部隊の攻撃に使われて来た。
RPG-7で対人攻撃専用のOG-7砲弾が開発されたのは冷戦後半になってから。

>そんな単純な議論ではない
そんなことは百も承知
専門書でも発刊時期でデータが大きく異なるように簡単な話ではない
だからこそ簡単にしようとしただけなんだけど
他の方も計算式出したからってそれに基づいた具体的な例がないのであれば意味がないと思うが
>No.1147697
で示したデータ『参照「火器弾薬技術ハンドブック(改訂版)」』が古かったので改めます
@実装:CD2:浸徹量450mm/スタンドオフ200mm
A最大浸徹能力:CD2.5:浸徹量550mm/スタンドオフ240mm
Bブレイクアップ(表記なし):CD12:浸徹量220mm/スタンドオフ960mm
『上記参照「火器弾薬技術ハンドブック(2012年改訂版)」』

>あと「防ぐ」の定義が必要
話の意流れ上「浸徹を完全に防止する」ということではないの?
一般的には「貫徹=撃破」との認識が強いようですから

>HEATが装甲に密着した状態で爆発しても穿孔から内部に大して爆風は吹き込まないよ。
戦車のような重装甲であればその通りなのだが、装甲車などの「対小銃弾」程度の装甲にはそうではないのは意外と知られていない事実
成形炸薬弾の主効果はメタルジェットによる貫徹効果なのだが、メタルジェットの素材となる金属コーンライナーは貫徹するための速度勾配(先端と後端速度が違う)を持つメタルジェットとメタルジェットよりも速度が遅いスラグに分かれる
軽装甲の場合はスラグ自体が車内に侵入することがありそこから爆炎が吹き込む
密着した状態で爆発したらそれこそ貫徹云々ではなく装甲が破壊され大穴が開く場合もあるのだが
したがってちょっとした付加物があれば貫徹はされるけど被害は激減するわけ

No.1147802 ですが 追記します
参照データでは実装による浸徹量が450mmとなっているのはおかしいと思っている方がおられるとおもいます
先のデータでも360mmですから「PG-7Vはそんな浸徹量はない」とツッコミが入るかと思ったのですが
単に「バカな書き込みに返答することもできない」と思っているのならいいんですけど、実際のPG-7Vの浸徹量データは300〜350mmです数値に開きがあるのは製造誤差に起因
450mm→300〜350mmですから実際はデータに0.75倍かな
補正して計算していただけたら幸いかと

素人が議論したところで妄想でしかないが、
ケージ装甲はモデラー泣かせだな。

うーん…高校の時に橋脚解体でモンローノイマン効果を利用した
方法の話を建築科の先生から聞いた時にジェットの収束点がズレて
しまうと切断力が一気に減退して例えば1cm浮かせた状態だと本来の
1/5程度しか切断できないと言ってたなぁ