二次元業界＠ふたば保管庫 [戻る]

「何度もオーディションを開催し、決定するまでに相当の時間を要したようです。 決まるまでは本当、大変だったとか」（別の関係者） 磯野・フグ田家で放送開始以来、声優が変わらないのは、サザエ役の加藤みどり（７５）と、タラオ役の貴家堂子（７４）の２人のみだというが、声優陣を一新した「ドラえもん」もしかり。 年齢的にもいつまでも現役というわけにはいかないだろう。そこを虎視眈々と狙っているのが芸人やタレント、役者だ。

これまで芸人やタレントは声優の仕事は、 よほどの事情が絡まないと受けないという不文律があった。でも最近はどんどん声優の領域を侵食している。テレビでの知名度を理由に人気アニメの声優のポジション争いに参入されるのは非常にきつい。スポンサーは実力よりも話題性を重視するので、専業の声優からはブーイングが起こっているのも無理はない。

声優になって大成功した人物として有名なのが山田康雄から 『ルパン三世』役を引き継いだモノマネ芸人の栗田貫一です。いまでは豪邸に住み、本業のモノマネは趣味とまで言われている。他にもアニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の両津勘吉役でブレークしたラサール石井など。皆、一度やったら長年にわたって“食える”おいしい仕事なのです」（前出の芸能関係者）すでに海外ドラマや映画の吹き替え版はタレントや俳優が席巻。将来、「サザエさん」ファミリーの声優も専業声優ではなくなる日がやってきそうだ。