韓国統計庁が31日発表 - 韓国経済@ふたば保管庫
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今年の消費者物価上昇率 過去最低の0.7%
韓国統計庁が31日発表した消費者物価動向によると、2015年の消費者物価は前年比0.7%上昇にとどまった。アジア通貨危機直後の1998年(0.8%上昇)を下回り過去最低を記録した。原油安と不景気が主要因だ。
物価の長期的な流れを示すコア指数(農産物と石油類を除く)は前年比2.2%上昇した。変動が激しいエネルギーと食料品を除いた指数も2.4%上昇した。生活物価指数は0.2%下落、野菜、果物、魚類など生鮮食品指数は2.1%上昇した。
消費者物価上昇率は2011年の4.0%から2012年が2.2%、2013年と2014年が各1.3%と鈍化し、今年はついに1%を下回った。来年以降は原油安の影響が消え、消費者物価上昇率が再び1%台に戻るとの見方がある。
一方、今年12月をみると、消費者物価は前年同月比1.3%上昇し、2014年8月(1.4%上昇)以来、1年4か月ぶりの高水準となった。
統計庁は「12月は国際原油価格の下落ペースが鈍った」と説明した。また、農畜水産物が値上がりし、サービスも公共料金や集合住宅の管理費などが上がったとした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151231-00000004-yonh-kr