試合中にピッチで倒れ - サッカー@ふたば保管庫

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これぞ究極のフェアプレー!? PKをわざと外して拍手喝采

試合中にピッチで倒れた選手が出たとき、試合を止めるためにボールを外に蹴り出してスローインにして、そのスローインを相手に返して試合再開――。こうした「フェアプレー」の光景は頻繁に見かけるが、アゼルバイジャンでの試合で、珍しい「フェアプレー」の場面が見られた。
インテル・バクー対カラバフの後半、エリア内への縦パスに反応したカラバフのFWに対し、インテルのGKが飛び出す。GKともつれてFWが転倒すると、エルヴィン・アスケロフ主審はPKの判定を下した。
しかし映像を見ると、FWはかなり手前からジャンプしており、インテルの選手たちは猛然と抗議した。だが、もちろん判定は覆らず、しかもGKが退場処分を受けてしまう。交代枠を使い切っていたインテルは、フィールドプレーヤーがGKを務めることになったが、ここで「フェアプレー精神」を発揮したのが、カラバフのクルバン・クルバノフ監督だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151008-00000040-goal-socc

PKではないと感じた指揮官は、退場で引き揚げる相手GKと握手をかわすと、何とキッカーのエルヴィン・ママドフに外すよう指示したのだ。これを受けてママドフが大きく右に外すと、インテルの選手は拍手を送り、スタンドからも喝采を浴びた。
試合は結局、今季ヨーロッパリーグに参戦しているカラバフが2−0で勝利したが、わざとPKを外すとは、これぞ究極のフェアプレー? そして、一番ホッとしたのは主審だったかも!?

リードしてたのも背景にありそう