軍裏@ふたば保管庫 [戻る]
KC-46Aが現有機と同じ767をベースとしていることや、政府が日米同盟強化の方針を打ち出していることが、提案を見送った背景にあるとみられる。一方で、今後も防衛省向けの提案は継続していく見通し。 関係者によると、防衛省では装備の共通性や日米同盟以外に、767を日本企業が製造している観点から、KC-46Aの導入を視野に検討を進めているという。 KC-46Aは旅客機の767-200を母機とし、2014年12月28日に初飛行に成功。 米空軍へは2017年までに第1次分として18機の引き渡しを予定している。2027年までに、179機の製造を終える計画となっている。 給油方式は、米空軍機が採用するフライングブーム方式のほか、米海軍・海兵隊機のプローブ・アンド・ドローグ方式 の2形式に対応。ブームはフライ・バイ・ワイヤ方式の最新型で、給油オペレーター席には24インチの高解像度3Dディスプレイが備えられる。また、前部胴体上部には自らブーム方式で給油を受けられる給油口を備える。 |
コックピットは、787と同様15インチ・ディスプレイを装備。 乗員は4人から15人としている。エンジンは、米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)製PW4062を搭載する。 最大離陸重量は41万5000ポンド、搭載燃料は21万2299ポンド。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150911-00000003-awire-bus_all 初飛行に成功した米空軍のボーイングKC-46空中給油・輸送機=14年12月28日 http://amd.c.yimg.jp/amd/20150911-00000003-awire-000-1-view.jpg |