経済@ふたば保管庫 [戻る]
その交換比率は、預金の場合、1米ド$が3.5京Z$である(国連が示している交換比率だとか)。この比率が新聞で報じられていた。小口預金には少し色が付けられているようで、0 Z$から17.5京Z$までは5米ドルが支払われるらしい。普通の国民に不満をいだかせないためだろう。 2008年までに発行された紙幣の場合、250兆Z$が1米ド$となる。僕が持っている100兆Z$札は、この9月末まで0.4米ドルの値打ちがあることになる。預金と紙幣で交換比率が異なるのは(140倍紙幣が有利なのは)、中央銀行として、かつて発行した紙幣に責任を感じたからだろうか。それとも、ビクトリアの滝での紙幣の売却価格に対抗するためか、何てことを思ってしまう。 |
なお、ジンバブエは2009年に(複数通貨制導入前)にデノミ(旧1兆Z$を新1Z$にするデノミ)を実施しており、その紙幣は250分の1で(デノミを考慮すると2008年紙幣と同じ率で)米ドルに交換してくれる。 紙切れでしかないと思っていたジンバブエの紙幣に値打ちがあったのは意外だったが、その一方で何京Z$もの預金者がいたのだろうかと興味がある。日本の預金通帳ではそれだけの桁数を印字できない。定期預金なら証書に書き込むことは可能だが、超インフレの中で誰も定期預金なんてしないだろうし。新たな謎である。 |
超インフレ経験したジンバブエ、自国通貨を公式に廃止 http://www.afpbb.com/articles/-/3051591?ctm_campaign=nowon_txt 【6月13日 AFP】ジンバブエ政府は9日、約6年間にわたって続いたハイパーインフレーションによって事実上、貨幣価値がほとんどなくなった自国通貨のジンバブエ・ドルを公式に廃止する方針を発表した。同国では米ドルが最もよく使用される通貨となっている。 ジンバブエ政府は2009年の段階でジンバブエ・ドルを実質放棄し、米ドルや南アフリカの通貨ランドなどを含めた多通貨システムを採用した。同年、ハイパーインフレがピークに達し、最高額の紙幣単位が100兆ドルとなったときには、12桁のデノミネーション(通貨単位の切り下げ)を実施した。同国の公式統計ではインフレ率を2億3000万%と発表しているが、実際にはそれよりはるかに高かったとされる。 |
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お釣りはアメ玉 |
そうなのか |
古紙でリサイクルしたほうが高いんじゃね? |
>ジンバブエ中央銀行のサイトに入ると、トップページに米ドルと他の通貨との交換比率が掲示されており、米ドルが主要通貨らしいと判明する。 >ジンバブエ中央銀行の公表文書によると、Z$は今年9月末で通貨として廃止される(ただの紙切れとなる)。 マスゴミらしくない文章だなぁ |