二次元裏＠ふたば保管庫 [戻る]

無念 鬱という字は面白い。面白いったら面白い。あーこりゃこりゃ。 あっすみません。多少脳波に乱れが出ましたかな。もうすぐ三月ですね。みんなのマイコン平八郎です。ビバ金曜日。で、「鬱」と言ふ字なんですが、諸賢はもうお気づきだろうか。この字は真ん中の線を隔てて上と下に分かれ、「酒甕」を「香草」で塞いでいるさまを表している、言うなれば古代中国で匂い付きの老酒を醸造しているさまを設計図のように描いたものなのだ。詳しく語ると、鬱という字の上部、「木缶木」の部分が香草で、これでもってその下の部分のゴニョゴニョした部分（お酒の本体）にじっくりと匂いを付ける、そういう「じっくりと蒸し返すこと」という意味で「鬱」の文字が生まれたと、古文書は説く。これは人間の精神状態についても同じことが言える。家の中で外からの目に見えぬ圧力を受けながら、何かと蒸し返してゴニョゴニョゴニョゴニョ…それはそれで楽しいだろうが、せっかくできた「酒」の行き場がない。どうせだから休日の折にでも全部出し切ってしまったらどうだろうか。心配ない、もう匂い酒は十分にできあがっているのだから。またな！