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パレスチナ決議案を否決=米「2国家実現の努力損ねる」と反対−国連安保理

国連安全保障理事会で30日、イスラエルとパレスチナが1年以内に包括和平合意を実現し、イスラエルに2017年末までの占領地からの完全
撤退を求めるパレスチナ主導の決議案が採決に付されたが、採択に必要な9カ国の支持が得られず、否決された。

 決議案は理事国ヨルダンが提出。フランスや中国、ロシアなど8カ国が賛成し、米国とオーストラリアが反対した。英国など5カ国は棄権した。
9カ国の支持が得られていたとしても、常任理事国である米国の反対は拒否権行使に当たり、否決は不可避だった。
 和平交渉が進展しない中、パレスチナはこの数カ月間、和平プロセスで期限を切った決議の採択を模索してきた。だが、イスラエルの安全保
障を重視する米国は、恣意(しい)的な期限設定が交渉に悪影響を及ぼすという立場。パワー米国連大使は採決後「(決議案は)2国家共存を
実現するための機運を取り戻す努力を損なうものだ」と反対理由を述べた。

安保理メンバー国との調整不足も指摘されている。棄権した英国のライアルグラント大使は「パレスチナ指導部が(行動するよう内部の)圧力
にさらされているのは理解するが、通常かつ必要な交渉がなかったことに失望している」と述べた。
 パレスチナのマンスール国連代表は「パレスチナ人が苦しみ、平和への展望が消えうせつつある中で、ひたすら『待て』と言われ続けることに
は無理がある」と、あえて採決を求めた理由を強調した。

時事ドットコム:パレスチナ決議案を否決=米「2国家実現の努力損ねる」と反対−国連安保理
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014123100055&j4

否決されるのわかっててあえて行ったってのは、要するにこれをネタに揺さぶりかける意図があったのでは?

フランスは賛成なんだな