【ドバイ=久門武史】 - 軍裏@ふたば保管庫

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イスラム国がヨルダン軍のF16戦闘機を撃墜か パイロット拘束

【ドバイ=久門武史】イラクとシリアの一部を支配する過激派「イスラム国」は24日、
シリア北部のラッカ付近に墜落したヨルダンの戦闘機のパイロットを拘束した。ヨルダン軍が同日、
パイロット拘束の事実を認めた。軍は墜落の原因に言及していないが、「イスラム国」は撃墜したとしている。

 ヨルダンは米国主導の有志連合の一員として「イスラム国」空爆に参加している。
空爆作戦中の有志連合の兵士の拘束は初めて。作戦機の撃墜も事実なら初めてで、
過激派の撃退を目指す有志連合にとって打撃となる。

 ヨルダン軍はラッカ上空で24日朝、空軍機1機が墜落し、
パイロットが人質に取られたと国営通信に明らかにした。過激派の拠点を標的とした作戦中だったという。

 一方、「イスラム国」系のウェブサイトでは、パイロットを拘束している様子や身分証の写真が
公開された。撃墜したのはF16戦闘機だとしている。シリア人権監視団(英国)は「イスラム国」が対空ミサイルを使い撃墜したとみている。
 米軍は「イスラム国」掃討のため9月にシリア領で空爆を開始した。

作戦にはヨルダンのほかサウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)など近隣のアラブ諸国も加わっている。
ラッカは過激派が「首都」と位置づける要衝で、有志連合の空爆が続いている。
 過激派が人質を取引材料に、有志連合に空爆をやめるよう脅迫するのは必至だ。これまでに拘束した
シリア兵多数を処刑したほか、米国人、英国人の人質の首を切断して殺害する映像を公開している。
 ヨルダン軍筋は国営通信に、過激派やその支援者が「パイロットの生命に責任を負っている」と述べるにとどめた。
ヨルダン政府は苦しい対応を迫られる可能性がある。
 6月に国家樹立を宣言した「イスラム国」はシリアとイラクの一部に浸透し、支配を確立しようとしている。
なお広い範囲で戦線を維持しているが、有志連合の空爆支援を受けた
イラク軍やクルド部隊が一部で奪還作戦に成功。イラク北部のシンジャールでは優勢に転じつつある。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM24H8O_U4A221C1FF2000/
「イスラム国」がヨルダン軍機撃墜か パイロット拘束

もし撃墜じゃなく墜落ならパイロットは殺されると思う。
何故なら、パイロットが生きて帰れば墜落という事実を伝えるだろう。
すると、撃墜したとする側としては恥になるから。