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レアルマドリード、スペインの新星MF・アセンシオを獲得

『マルカ』が一面で報じる
２４日付のスペイン『マルカ』は、レアル・マドリーが将来を嘱望される若手２選手、マジョルカMFマルコ・アセンシオ（１８）とアヤックスMFミンク・ペータース（１６）を手中に収めたことを報じた。

左サイドを主戦場とするアセンシオは、マジョルカを率いるヴァレリ・カルピン監督に今季からレギュラーに抜擢された逸材で、U-19スペイン代表では主将も務めている。マドリーは同選手の今季終了後の獲得に関してマジョルカと基本合意に達しており、移籍金として３５０万ユーロを支払う模様。同選手にはビジャレアルのほか、チェルシーも獲得に興味を示していたとされる。

一方、９歳からアヤックスの下部組織に在籍していたペータースは、テクニックに優れた選手で、トップ下やサイドでプレーが可能。U-17オランダ代表でもある同選手は、数週間前からマドリーのフベニール（U-18）Aの練習に参加しており、選手登録が正式に完了するのを待っている状況だ。

現在マドリーは、国内外の若手選手たちを積極的に引き入れる政策を敷いている。クラブ予算の内１０００万ユーロを若手選手たちの獲得費用に割き、下部組織にはスペイン以外の国で生まれた２６選手が在籍している。

なお『マルカ』によれば、マドリーの次なる獲得目標はストレームスゴトセトに所属するノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール（１５）で、クラブは同選手に５年契約のオファーを提示しているほか、来季をレンタルによってリーガ１部のクラブでプレーさせる方針という。ただし、FIFAの規則に違反しないよう、獲得の本格的な動きは同選手が１６歳となる１２月１７日まで控えるようだ。またウーデゴールに次ぐ目標は、２年前にバレンシアからリヴァプールの下部組織へと移ったU-17スペイン代表MFペドロ・チリベジャ（１７）とされる。