クルド人が暮らすシリ - ニュース表@ふたば保管庫

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「イスラム国から同胞を守れ」少数派クルド人が全土でデモ…ガソリンスタンドに火炎瓶

クルド人が暮らすシリア北部での過激派「イスラム国」の攻勢を受け、トルコ各地で7日、
少数派クルド人が、トルコ政府に対し派兵を求める激しい抗議活動を展開した。報道によ
ると、全土で少なくとも12人が死亡した。時事通信記者は、シリア国境から約60キロの
トルコ南東部マルディンで7日夜、デモ隊と治安部隊の衝突に遭遇した。

シリア北部アインアルアラブがイスラム国の攻勢で「陥落寸前」の状態となる中、トルコの
クルド人からは政府が座視していると非難の声が上がっていた。

一日の日程を終え、ホテルに向かう記者団を乗せたワゴン車が突然停止すると、傍らをデモ
隊が進んでいった。近くのガソリンスタンドに避難する車内では「カーテンを閉めて。外を
見ないで」とガイドから緊張した声で指示が飛ぶ。駐車したガソリンスタンドでは火炎瓶が
投げ込まれ、炎が上がった。

後方から「パン」と大きな音と共に赤い閃光が走る。催涙弾が車上から撃たれたのが見える。
2発、3発と続き、デモ隊が逃げるのを追うように、ワゴン車も催涙ガスに巻かれた。車内
に催涙ガスが漏れる中、車外ではデモ隊が投石用に石を集め始めていた。「早くここを離れ
た方がいい」。車内で女性がおびえて訴えた。

教員宿泊施設に退避後、状況が収まったのを確認して、ホテルに向かうと、幹線道路には大
きな石や事務用の椅子が散乱し衝突の激しさをうかがわせた。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2014100800093