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後任法相に上川陽子氏、経産相には宮沢洋一氏
小渕優子経済産業相(40)(衆院群馬5区)と松島みどり法相(58)(同東京14区)は20日、閣僚を辞任した。 小渕氏は、関係する政治団体での不透明な資金処理問題、松島氏は地元選挙区での「うちわ」配布問題の責任を取ったものだ。安倍首相は同日、後任の経産相に宮沢洋一・自民党政調会長代理、法相に上川陽子・元少子化相の起用を決めた。認証式は21日。閣僚2人同時の辞任は、消費増税判断などの課題を抱える安倍政権に大きな打撃となった。 安倍首相は20日夜、首相官邸で新閣僚2人と会談した後、「経済最優先で政策を前に進めていかなければならない。行政、政治に遅滞があってはならないという観点から後任を急いで決定した」と記者団に語った。 野党は、首相が内閣改造の成果としていた女性の閣僚起用が失敗だったとして、首相の任命責任を問う構えだ。民主党の海江田代表は記者団に、「閣僚2人が辞任するのは極めて異常だ。首相の任命責任は免れない」と述べた。小渕氏と松島氏に対しても、衆院政治倫理審査会での説明を求めていく考えだ。 http://www.yomiuri.co.jp/politics/20141020-OYT1T50110.html |