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元伊代表DFカンナヴァーロ氏、脱税疑惑で捜査受ける

現地時間22日（以下現地時間）、元イタリア代表DFファビオ・カンナヴァーロ氏（41）とその夫人に脱税の疑いが浮上し、当局の捜査を受けていることが分かった。イタリアメディアが報じている。

　地元メディアが22日に報じたところによると、カンナヴァーロ氏の地元ナポリの財務警察は、2005年から10年にわたって100万ユーロ（約１億4000万円）以上を脱税していたとみられる豪華ヨット会社の捜査で、総額100万ユーロ近いカンナヴァーロ氏の財産を差し押さえたとのこと。

　イタリアの国税局は『AP通信』に対し、詳細を明かさなかったものの、報道について認めている。

　カンナヴァーロ氏の弁護士は、捜査の対象となっている会社を経営しているのは夫人のみであり、夫妻は法を犯していないと確信しているとコメントしている。その上で、両者が当局に釈明を求められていると明らかにした。

元イタリア代表主将のカンナヴァーロ氏は、2006年Ｗ杯でチームの優勝に大きく貢献し、このシーズンの世界最優秀選手に選出された。2011年にアル・アハリ（UAE）で現役を引退し、その後は同クラブのグローバルアンバサダーやアシスタントコーチを務めた。

　イタリアではディエゴ・マラドーナ氏やヴァレンティーノ・ロッシ、アルベルト・トンバ氏など、ほかにもスポーツ界のスターに対する脱税捜査がこれまでに行なわれてきた。

キャプテンアメリカかと思った