秋には来春咲く花穂を - しょくぶつ@ふたば保管庫

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来春年咲く蕾

秋には来春咲く花穂をつくるというが、7月でもうここまで用意できている。なぜこんなに急ぐのか、不思議。

焦りがあるんじゃないかと

奥深い山のさらに奥の山も誰かの所有地。
土地は細かく分けられて、その境界を示すものは、運んだ大きな石であったり、この木であったりする。
陰樹だから周りの木が大きくなっても大丈夫。日陰の中で妖怪のような姿でしっかり仕事をする。

「陰樹」→「半陰樹」とするのが一般的とか。

アセビ。身の回りではアシビと言う人の方が多い。

馬酔木

多くの木は、花芽を早くから準備する。しかし、花期近くまでそれが隠れていて分からないものが多いという。
アセビは丸出し。

有毒な成分を持っているから、早くから花穂を露出しても食べられる心配がないから、と理解した。
それと、他にこんな植物の例があるのだろうか。

焦り・・なるほど。今分かった。

隔年(2年に1回)で花をつけるって本当?

ネットで調べてみるとそんなこと(隔年咲く)が書かれているが、一方、ヤマブドウやカキのように、表作と裏作があることに似るのではないかとも書いてある。これが正しいのではないかと推測。
今朝ウォーキングの際に観察すると、去年の果実(きれいな緑色の球)とその前の年の焦げ茶の果実が付いている木に、花穂がついているのを見た。

3月、春が来たと喜んで山歩きをすると、毒ガスのような嫌なにおい。周りを見渡してもアセビの花しかそれらしきものが見当たらない。てっきりこれが犯人と思っていたが、40代後半その花のにおいをかいでみたら嫌なにおいはしない。それで改めて調べてみたら犯人は「ヒサカキ」だった。目立たない花なのでそれに気がつかなかった。「アセビ」には悪いことをした。