ニュース表@ふたば保管庫 [戻る]
オオニシの後任のマーティン・ファクラー支局長とヒロコ・タブチ記者は、それほどひどい記事は書いていない。私はツイッターでタブチ記者と討論したが、彼女の論拠は吉見氏の本など既知の2次資料だけで、どこにも強制連行の証拠はない。 彼らの使う性奴隷という言葉は曖昧だが、それが徴用をさすなら、その証拠は旧植民地にはない(朝日新聞も認めた)。旧植民地以外には徴用の制度がないので、証拠が出てくるはずがない。 それが公娼(軍の管理した売春)をさすなら、日本政府もその存在は1992年に認めて謝罪しており、「否定している」というのは誤りだ。 それが人身売買をさすなら、朝鮮にも内地にもあったが、主語は民間人だった。それは違法行為であり、官憲や軍が人身売買を行なった証拠はない。 |
いずれにせよ、オオニシ記者の「日本軍が大規模な性奴隷を連行した」という記事は誤報である。意味不明で誤解をまねきやすい「性奴隷」という言葉を、NYTのような高級紙が使うのは恥だ。これについては私が英文記事で彼らの誤解を指摘したあと、東京支局からは慰安婦の記事が出なくなった。しかしNYTの記事が国連や米議会の論拠になったことを考えると、彼らも誤報を訂正する必要がある。 朝日新聞も今回の検証記事で「日本の植民地下で、人々が大日本帝国の『臣民』とされた朝鮮や台湾では、軍による強制連行を直接示す公的文書は見つかっていない」と認めた。これは吉見氏や秦郁彦氏とも一致する歴史学の常識である。NYTもオオニシ記者の記事を撤回し、謝罪すべきだ。 http://agora-web.jp/archives/1610687.html |
>朝日新聞の大誤報には、まったく同情論が出てこない 韓国から頼もしい応援が届いているようですがw |