サッカー@ふたば保管庫 [戻る]
戦う集団を作り上げるため、選手の人間性まで調べて、選手選考に反映する。同会議に参加した霜田正浩技術委員は「選手の普段の振る舞いやピッチ外の態度まで聞かれました。数は多すぎて正確には覚えられませんが、僕個人的には20〜30人は聞かれたと思います」と話した。 ザック体制とは、大違いだ。ザッケローニ前監督の初陣となったアルゼンチン戦(10年10月8日)は、日本協会が主導でメンバー選考した。今回と同じく、就任1カ月後に初戦を迎えたが、当時の原博実技術委員長は「監督はあまり選手の特長を把握していないので、今回は協会主導で選びました」と話していた。戦い方も岡田ジャパンの戦術をそのまま採用した。 しかし、アギーレ監督は最初から自分の色を出す。霜田技術委員は「今回は監督がイニシアチブを取って選考します。自分主導でやるので、監督は行ける試合は全部行きたいと言っています」。今日16日は浦和−広島戦(埼玉)を視察し、翌17日にはビデオで他の試合をチェック、さらに20日の天皇杯にも足を運ぶ。 |
4年後のW杯ロシア大会に向け、アギーレジャパンは厳選されたメンバーで船出する。 ◆ザッケローニ前監督の初陣メンバー 10年10月8日のアルゼンチン戦、同12日の韓国戦に向けて選手25人を選んだ。W杯南アフリカ大会のメンバー23人のうち14人が残り、初招集は仙台FW関口と清水MF本田拓の2人だった。ドルトムントFW香川、広島GK西川ら招集歴のある選手9人も呼ばれた。一方、W杯南ア大会後に代表引退宣言したMF中村俊や、体調不良の神戸FW大久保ら9人が選外となった。(所属は当時) |
試合中は次期強化担当技術委員長の霜田氏、分析担当の和田氏らと情報交換。「今日は90分間、統率が取れた試合だった。これまでビデオでも何試合か見たが、Jリーグは競争力もあり良いレベル」と振り返った。 「攻撃も守備もできる、90分間戦える選手を選びたい」。11日の就任会見の言葉を繰り返した。広島が守備を固める時間が続いたが「外国人がいない状態での試合で(日本の課題とされる)球際についても弱いという印象は持たなかった」と話した。 15日の1回目のスタッフ会議で既に20〜30人の名前を把握。28日のメンバー発表へ「スタッフと一緒に毎週末に5〜6試合は見たい」と話し、周囲に「他の試合のビデオも見たい」とあらためて要請した。 試合後の囲み取材では実名は挙げず「28日に(メンバーの)リストを出しますので」とけむに巻いたが、日本協会関係者によると浦和GK西川やFW興梠のプレーに特に興味を示していたという。20日の天皇杯、23日のJ1リーグ戦を視察し、リーグが開幕した海外組のプレーも映像でチェックし、28日に備える。 |
試合前、日本滞在歴9年の浦和ペトロビッチ監督にあいさつし、電話番号を手渡され「日本や日本人の特徴など、何でも聞いて下さい。初めての視察で来ていただき光栄です」と後方支援を約束された。 18年W杯ロシア大会のアジア予選で使用する可能性がある「聖地」埼玉スタジアムを放送ブースから見下ろし「素晴らしいスタジアムだ」と感嘆の声を上げた。メモ魔と化した90分間を終え「戦術的、技術的にも素晴らしい選手がいる」と手応えを示した。 この日は他会場で代表入りを狙う若手が躍動。視察したスタッフから良い報告が入ることは間違いない。Jリーグ初視察は日本代表のチームづくりの第1歩。これから本格的にアギーレジャパンを築き上げていく。 |
4年後のロシア大会を見据え、将来的な招集の可能性も示しているという。その情報は就任したアギーレ監督のもとに上げられている模様。協会関係者によると同監督は「Jリーグのビデオもかなりの量を見ている」という。同監督が就任決定前後に3戦3発と結果を残しており、印象に残るシーンが多いのもプラス材料だ。 アギーレジャパンで戦う上で大きなアドバンテージもある。今季東京は4−3−3を採用し、アギーレ監督が言った「日本の基本布陣」と同じ。チームでは、前線は3トップと2トップ+トップ下を使い分けているが、武藤はいずれの布陣にも順応している。2トップではより攻撃的にゴールに向かう。前節鳥栖戦では3トップの左に入り、前線から激しくプレスをかけ、より大きなスペースでの動きを求められる中、人並外れた運動量を見せた。 28日のメンバー発表で招集され、9月の2試合で出場できれば、珍しい現役大学生での代表デビューとなる。4年後のW杯を戦う前に、日の丸を背負った現役大学生の姿を見てみたい。 |
◆武藤嘉紀(むとう・よしのり)1992年(平4)7月15日、東京・世田谷区生まれ。松丘小時代はバディSCに所属。中学からFC東京U−15深川でプレーしユース昇格。慶応高卒業時にトップ昇格の選択肢がある中で慶大進学。12年から昨年まで東京の特別指定選手。14年からサッカー部を退部してプロ契約。J1出場19試合5得点。178センチ、72キロ。血液型A。 ◆現役大学生Jリーガーの日本代表 過去にはDF宮本恒靖、DF長友佑都の例がある。宮本はG大阪入団と同時に同大に進学。01年3月の卒業まで、クラブだけでなく五輪代表とA代表を掛け持ちした。長友は明大4年の08年に東京入り。同5月のコートジボワール戦でA代表デビュー。2人とも高校や大学に所属したままJリーグの試合に出場できる特別指定選手登録ではなかった。Jリーグ入り前の大学時代にAマッチ出場は、10年1月のアジア杯予選イエメン戦での流通経大MF山村和也(現鹿島)と福岡大FW永井謙佑(現名古屋)の例があるが、このときは若手主体だった。 |
武藤、昨日もキレキレだったな スカパーで見てたんだが実況の倉敷が 武藤のゴールにアギーレが無反応だったことに 興味が無いの?みたいなこと言ってたけど 代表監督がちょこっとでも反応したら相手チームの心象悪いよな? |
メンバー入りの視察に来ているだけだからな いちいち反応していられないだろうしな |
イケメン連呼されるとちょっと「?」ってなる ブサメンではないけどさ |