降圧剤「ディオバン - ニュース表@ふたば保管庫

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大学側のずさんな研究に便乗 研究者側とあうんの呼吸

 降圧剤「ディオバン」をめぐる薬事法違反事件で、ノバルティスファーマ元社員が再逮捕された。これまでの東京地検特捜部の捜査で浮き彫りとなったのは、大学側が研究の根幹部分を丸投げし、監視の目が届かない中でデータ改竄(かいざん)が行われた実態だ。ある検察幹部は「ずさんな研究態勢に便乗した犯行」と断言。特捜部は詳細な動機について捜査を進める。
一連の研究で白橋容疑者は解析作業のみならず、図表類の作成、会議の資料作りなどに幅広く関与。研究を外部チェックする判定委員会にも事務局として参加した。「白橋容疑者が持ちかけて作成された論文すらあった」(大学関係者)
 当時、3千人規模の臨床研究は例が少なく、解析能力を持つ人材も不足していたことから、研究者側としてはノウハウを持つ白橋容疑者に頼らざるをえなかったという。「そうした状況を差し引いても白橋容疑者の研究への関与は濃すぎる。丸投げと批判されてもやむを得ない」と検察幹部は話す。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140701/crm14070121060020-n1.htm