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「国会が蚊帳の外」「議会が政権の意向を忖度して発言するようになったらいよいよ終わり」細野・民主前幹事長 [6/22]

■細野豪志・民主党前幹事長

 いまの政治でキーワードを一つあげると、それは「忖度(そんたく)」とい
う言葉が一番ピンとくる。誰かの思いをおもんぱかる。それは安倍(晋三)首
相だ。

 議会が政権の意向を忖度して発言するようになったらいよいよ終わりだ。本
来、与党でも政権に言わなければならないことがある。自民党の中にそういう
人はほとんどいない。公明党も政権にブレーキをかけられない。もちろん集団
的自衛権の問題だ。今回ほど国会が蚊帳の外に置かれて重要なことが決められ
たことはこれまでなかった。

 集団的自衛権の問題、これはやり方によっては他国の戦争に日本が関与する
ことになる。当然、みなさんの権利や義務に非常に大きな影響を及ぼす。戦後
何十年にも培ってきた憲法解釈を変えるという最も重要な判断をするときに、
国権の最高機関を全く関与させない。こんなことがあって良いのか。(福岡県
直方市の講演で)

「国会が蚊帳の外」細野・民主前幹事長
http://www.asahi.com/articles/ASG6Q54KNG6QUTFK005.html
朝日新聞  2014年6月22日17時56分