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プロ野球:近鉄との球団合併から10年 オリックス宮内オーナーに聞く

 −−オリックスと近鉄の合併が2004年6月13日に明らかになってから10年を経た。当時、両球団を合併した経緯は。

 ◆近鉄さんがおそらく会社の方針として球団経営をやめられるのではないかとの内々の情報が球団関係者から入ってきた。知らない顔をできないでもなかったが、パ・リーグの球団オーナーとして、同一リーグの問題であり、何としてでもプロ野球チームの解散という形だけは好ましくないと考え、統合(合併)のお話を近鉄さんに持ちかけた。

 プロ野球のフランチャイズを歴史的に考えると、元々、関西には4球団(88年時点で阪神、阪急、南海、近鉄)あって多すぎた。南海がダイエー(その後にソフトバンク)に譲渡され福岡に行った。さらに近鉄とオリックスが統合しバランスとしては良くなった。

 −−両球団の合併をきっかけに、10球団に減らして1リーグ化する構想も出た。

 ◆12球団を連結決算すると赤字だった。なぜ赤字なのに12球団でやっているのか。事業の観点で考えると非常におかしい。数を減らすことがうれしいわけではないが、事業として成り立たせるためには12球団は多かった。収入以上に支出を出すことは事業になっていない。野球をビジネスとしてきっちり成り立たせたいと考えていた。自分のチームだけではなく、野球という一つの事業で(リーグ全体として)やっているという観点で考えていた。

 (近鉄とオリックスの合併で)パ・リーグが5球団になるという状況から、縮小するチャンスかなと。うまくいくと思っていた。健全な事業にするなら一番影響が少ないのが10球団。一つだけ減らすわけにはいかないから、最小単位の二つを減らすしかないと考えた。その次の段階として、マイナーリーグみたいなものを作って、それを全国展開していくという話をやるべきだと思っていた。

歴史の破壊王宮内

>事業として成り立たせるためには12球団は多かった。
ビジネスマンとしては当然の考え方
選手会とファンによって潰された形だけど
親会社から宣伝費名目で赤字を補填されてるというだけでも
実は税務署の胸先三寸であることを考えると不安で仕方が無いはず

事業として成り立たないと思い込んでいたため、事業として成り立たせる工夫を怠っていた人。

赤字垂れ流し経営が「このままじゃ破綻しそう」ではなく
「もう破綻しちゃった」って状況からの話だったしな
オーナー側は強引な手段を取ったとは思うが、やらなきゃ死ぬかもって状況でもあった

それまで企業スポーツが当然な環境だったからプロ野球も独立採算を考える意識が希薄だったよね
できれば1リーグ制と同じようにマイナーリーグ構想を周知してもらいたかった
そうすりゃ独立リーグももっと上手い舵取りできた気がする

その前に今も昔も在阪メディアや近畿の住人に
阪神以外のチームを盛り上げようって意識がほぼ皆無なのが大問題なんじゃないか?
企業努力だけじゃ限度ってものがあるだろ

>事業として成り立たないと思い込んでいたため、事業として成り立たせる工夫を怠っていた人。
経営者側のことをまったく考えれない人ってどんな家系なんだろう・・・
選手層だけを見ても12球団は今でも多すぎる
下位4球団の一軍は悲惨なものよ

近鉄の場合、バファローズの経営が苦しかったんじゃなくて、あくまでも近鉄本社の赤字が大きすぎたのが原因だし…
球団の赤字で経営やっていけないという理屈なら、オリックスだって合併球団引き受ける余裕はなかった

この記事の後半。
> −−チーム数の適正化については。

>◆支出を収入に合わせないといけないというのが10年前の考え。
>当時は合理化として10球団にしておいた方が良かった。不景気な時はどの企業もリストラをする。

> 他に、支出がここまでだったら、収入もそこまで増やそうという考え方もある。
>今はその考え方で、収入を増やしたい。12球団が10球団になることはなく、全チームが成り立つようにしたい。>今のポリシーは10年前とは全く違う。

ドームが不良債権みたいな報道を目にしてたけど、
スペイン村や観光業にも明るい兆しは見られなかったよな。

>ドームが不良債権みたいな報道を目にしてたけど、
>スペイン村や観光業にも明るい兆しは見られなかったよな。
明らかに連結決算で他の観光業で作った赤字を球団におっ被せた