未勝利で敗退の韓国、洪監督「私の力不足」
サッカーの韓国代表は、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会では1勝もできず、1次リーグで敗退した。 韓国は2002年大会では準決勝進出を果たしたが、今大会の1次リーグでは1分け2敗。勝ち点1でH組最下位に終わった。26日に行われた最終戦では、ベルギーに0─1で負けた。韓国はW杯アジア予選から調子が上がらず、格下レバノンに敗戦。ホームでイランにも敗れ、一時は本大会出場が危ぶまれる事態に陥った。2002年大会で主将を務めたほか、ロンドン五輪で韓国男子の監督としてチームの銅メダル獲得に貢献した洪明甫氏が予選後、監督に就任。しかし本大会で結果を出すことはできなかった。韓国は1次リーグ初戦でロシアと1─1で引き分けたが、第2戦ではアルジェリアに2─4で完敗。ベルギー戦では相手が退場者を出したにもかかわらず、勝利につなげられなかった。洪監督はベルギー戦終了後、記者会見で「選手たちはベストを尽くしてくれた。私が監督として力不足だったことが今回の結果の原因」とコメント。「W杯という大舞台を経験できたことが選手たちにとって何よりの収穫」とし、続投への意欲を見せた。 |