ドイツ‐米国は“円満”引き分け狙いか
ブラジルW杯の1次リーグG組最終戦(26日)で対戦するドイツと米国が引き分けて、2チームそろっての決勝トーナメント進出を図るのではないかとの“疑念”がささやかれている。24日のスペイン紙アスなどが報じた。 2戦を終えてドイツと米国は、ともに勝ち点4で1次リーグ突破に王手をかけている(得失点差でドイツ1位、米国2位)。続く、ポルトガルとガーナはともに勝ち点1だが、両者は直接対決するため、勝った方が2位に滑り込む可能性が残っている。 「引き分け狙い」の見方が膨らんでいるのは米国代表のクリンスマン監督がドイツ人で、以前ドイツ代表を指揮した当時(2006年)のアシスタントが現ドイツ代表のレーウ監督。また、米国代表の5選手が“ドイツ出身”と、つながりが深いこともある。クリンスマン監督は「我々は良き友人だが電話連絡はしない。引き分けを狙うことはない。勝ちに行く」と、引き分け狙い説を一蹴。米国のGKハワードも「ばかげた話」と言い切った。 |