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原子炉到達は20〜50% 福島第1の消防車注水

 東京電力は1日、福島第1原発事故の発生直後に消防車を使った1号機原子炉への注水で、20〜50%程度しか原子炉に水が届いていなかった可能性が高いとの試算を発表した。実際の注水では水源確保が間に合わず、水圧が下がるなどした影響で、原子炉への流量は試算を下回り、ほとんど水が届かない時間帯もあったとみられるという。
 消防ポンプによる注水が始まった2011年3月12日午前4時ごろは、注水量の約25%の毎時7.1トンが届いたと試算。原子炉圧力が半分程度に下がった12日午後7時すぎは約40%の11.4トン、14日午前2時で約50%の19.4トンが届いたという。
 東電は昨年12月、消防車による注水が他の配管に流れ込んだため、1〜3号機の原子炉に十分届かなかった可能性が高いとする調査結果を公表。今回は当時の1号機に関し、注水量の変化や配管の状況などのデータを基に、消防ポンプの最大水圧で水が送られたと仮定して流量を推計した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140501/dst14050120050009-n1.htm

  その水が汚染水となり燃料冷却