26年の2月26日という - 軍@ふたば保管庫

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26年の2月26日という事で、226事件スレでも

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226なら。なんといってもこの方の御命日。
日露戦勝の立役者の一人で帝国の金融財政のキーパーソン。高橋=だるまさん=是清。ケインズより早くケインズ政策を実施し、日本は先進国でいち早く不況を脱していました。当時あらゆる景気指標は明確に「過熱」を示していました。そこで、そろそろ是清公は財政引き締め、つまり軍事費削減に乗り出そうとするわけです。…で、226のターゲットにされたわけだけど、是清が邪魔なのはむしろ皇道派より統制派だったのでは?このへんの事情詳しい人ご教授ください。

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あと、是清公がやめさせようとしたのが、円経済圏下における中央銀行同士の「預け合い」。
企業で言う見せ金・預け合い・融通手形に近いやり方で、日本は戦費を調達しました。「戦争とは、紙でやるものだ(石渡荘太郎)」とは至極名言。そしてシナの大陸で中国政府発行の法幣との通貨戦争になり、戦中戦後の中国におけるハイパーインフレへとつながります。ハイパーインフレの後には共産政権が出来やすい、の公式通り、劣勢な八路軍は政権を奪取し、共産中国が誕生します。

  是清公は、実質的には皇道派には邪魔ではないと思うが、分類上は経済人だから標的になったのだと思う。統制派にとっては無関係だと思う。元々、皇道派があったから、区別するための名称が統制派だから、統制派は、派閥とは言えない単なる普通の軍人。しかし、226で統制派が勝利したために南進になったことを考えると、北進の皇道派が壊滅した事は痛かったと思う。

  …といわれてるけど、ホントのところどうなんだろ。
預け合いを是清公は知ってたのか?どの程度やってたのか?目的は戦費調達?
国共内戦期のハイパーインフレも、300%〜30000%と資料によってメチャメチャだし。詳しい人教えて。
ただ、・預け合い、・日中通貨戦争、・大陸のハイパーインフレ、あたりはあってそうで。
226の結末が共産中国の誕生、という連鎖を考えてみた。
私的メモみたいなものですいません。

  >統制派は、派閥とは言えない単なる普通の軍人
あーなるほど明確な派閥ではなかったのか…
皇道派という特殊グループの対比的に出てくる存在なのかな

  関宿の鈴木貫太郎記念館に行った事あるなぁ
昭和天皇が鈴木を高く評価していて、彼が撃たれた事が激怒の一因なんだと
展示を見て分かったのを覚えている

実際、あそこで鈴木貫太郎が死んでいたら、誰が終戦内閣を率いたんだろ?

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反ソ連で南進を避ける皇道派の山下奉文大将が、
反英米で南進を進める統制派の指示に従って、マレーやフィリピンで反英米の先頭に立たされたというのはなんとも悲しい話ですね。

  226で陛下の反応は当然といえる。帝国憲法では陛下が軍の最高指揮官。226は統帥権のあからさまなかんぱんであるから。菊の紋章の武器で同胞を不意打ちする卑怯者ということなのだろう。しかし、陸軍の内紛が主因とはいえ、陛下も国民も反乱を起こした軍人たちの思想は少なからず伝わったと思う。226は無駄死では無かったということだ。天皇陛下万歳 帝国臣民万歳

  海外wikipediaには皇族の内紛説が書いてあるがどうなんだろうね。
日本では全く触れられないけど(笑)