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米世論調査、「1番の敵は中国」 イラン抜いてトップに―中国メディア[02/24]

米世論調査、「1番の敵は中国」 イラン抜いてトップに―中国メディア

XINHUA.JP 2月24日(月)0時16分配信

中国メディア・環球時報は22日、米国内の調査機関が実施した調査で、中国が
イランに代わって初めて米国人にとっての「1番の敵」になったという結果が出たと報じた。

記事は、米国の著名世論調査企業ギャラップ社が2月6日から9日に米国内の18歳以上の
市民1023人をサンプル抽出して実施したアンケート調査で、対象者の20%が「中国が米国に
とって最大の敵」と回答したことを紹介。8年前から「最大の敵」とされ、12年には32%を記録した
イランは核危機の緩和によって16%まで降下し、北朝鮮が16%、ロシアが9%で続いたとしている。
また、中国を最大の敵と回答した市民の政治的立場がはっきりしないことも明らかになったと伝えた。

  ギャラップ社の調査では、中国の経済力が米国に与える脅威が、イランや北朝鮮の潜在的な軍事的
脅威より大きいという認識が米国人のあいだでますます広まっていることも明らかになった。また、
中国が今後10年間で米国に与える脅威の要因について、52%の市民が「経済の実力」と回答し、
「軍事力」の46%を上回った。

世界最大の経済国はどこかという質問では、52%が「中国」と回答し、「米国」の31%を大きく上回った。
ギャラップ社のアナリストは、2000年にはわずか10%だった「中国」の回答が以後上昇し続け、11年からは
4年連続で52−53%をキープしたと紹介。その背景には「00年以降、中国経済は2桁の成長率を示した年が
大半を占めたのに対し、米国経済は常に危機と隣り合わせだった」ことがあると解説した。

調査ではまた、53%が「中国にとってネガティブあるいは非常にネガティブな見方をしている」と回答し、
「ポジティブまたは非常にポジティブ」の43%を上回ったことも明らかになった。

(編集翻訳 城山俊樹)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140224-00000000-xinhua-cn