海外の株式市場で株価 - 経済@ふたば保管庫

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株価操作グループ 日本でも不正か

海外の株式市場で株価を操作したとして各国の金融当局から処分を受けたグループの会社が、日本の市場でも不正を行っていた疑いがあることが関係者への取材で分かりました。この会社はうその注文で株価をつり上げ、不正に利益を得ていたとみられ、証券取引等監視委員会は、課徴金処分を勧告する方針です。
問題の会社は、カリブ海の島、アンギラに登記がある投資会社「セレクト・バンテイジ」です。
関係者によりますとこの会社は、おととし、うその買い注文を大量に出す「見せ玉」という手口で、東証1部上場のホシザキ電機と酉島製作所の株価をつり上げ、不正に利益を得ていた疑いがあるということです。
注文は中国から東ヨーロッパなどの証券会社を通じて繰り返し行われ、東京市場ではこの会社が少なくともほかに数十社の株を注文した記録があるということです。
同じような問題はロンドンやアメリカ市場でも発覚し、別の会社が10億円を超える制裁金の処分を受けるなどしています。

  セレクト・バンテイジもこの会社のグループの1つと見られ、証券取引等監視委員会は世界で監視が強められるなか、日本の株式市場を狙ったとみて課徴金の支払いを命じるよう金融庁に勧告する方針です。
しかし、不正な利益と認定できるのは一部だけで課徴金は数万円にとどまる見通しです。

短時間で繰り返し取り引き
今回の取引は、極めて短い間に繰り返されていたという特徴があります。
この会社が行った疑いがある「見せ玉」という手口、うその買い注文を大量に出し、それに釣られた一般の投資家に株を買わせて株価をつり上げます。そこで、買い注文を取り消し、前もって買っていた株を売って利益を得ます。
この会社は10数人のトレーダーが特殊なシステムを使って、わずか数分で取引を終えていました。短い時間で株を売り抜けるため、1回当たりの利益は、多くは数千円程度だったということですが、何度も取引を繰り返すことで多額の利益を得ていたとみられます。

  東京証券取引所自主規制法人の武田太老常任理事は「取引が高速化、複雑化していくなかで、そのような小刻みな注文が出されているのが実態だ。いかに巧妙なものでも、本来されるべきでない取り引きが行われないよう徹底的に監視し、排除していきたい」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140218/k10015318741000.html

  リアルに発注数が見れるようになってからの現象だな

  株取引に税掛ければ終わる問題なのにな