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ＤｅＮＡ中畑監督、番長に胸元えぐられた   　「ＤｅＮＡ春季キャンプ」（５日、宜野湾） 　中畑監督がハマの番長にびびった。投球練習する際に、打席に立ったが、その３球目。胸元をえぐる球に、のけぞらされた。 　「あいつ、オレの嫌いなインスラ（内角スライダー）投げてきた。当たる感じで入ってきたよ」とビックリ。三浦は「監督が首を手術したのを忘れていてきわどいところをついてしまいました」と苦笑していた。

なぜ松井秀喜はノックで空振りするのか   　信じられない光景だった。巨人・松井秀喜臨時コーチ（３９）がなんとノックで空振りした。ヤンキースでワールドシリーズМＶＰにも輝いた世界一の大打者が…。なぜこんな珍現象が起きるのか。日本一の名ノッカー阪神・高代延博内野守備コーチ（５９）に聞いてみると、その答えは意外なものだった。 　「ああ、それは有り得ますねえ」。高代コーチは、松井のノック空振り現象に、大して驚いていなかった。「結構いるんですよ。選手にノックやってみろってやらせると、すごい打者でもできないってのは良くありますよ」。　へえー。ノックは別に１５０キロの球を打ち返すわけではない。フォークやスライダーでタイミングを狂わせられることもない。自分が打ちやすいように、ひょいとトスするように上に投げて打つだけ。草野球のおっちゃんでも、子供にだってできる。

ゴジラ、ミスターの前でフリー打撃へ   　「巨人春季キャンプ」（５日、宮崎） 　臨時コーチを務める松井秀喜氏が、宮崎春季キャンプ中のフリー打撃実演に向け、極秘特訓を行っていることが５日、分かった。　１日からの第１クール中、サンマリンスタジアム宮崎のベンチ裏で素振りなどを行った。現役時代をほうふつとさせるスイングでブンブン振った。　１２年限りで現役を引退。それから１年以上たっており、感覚を取り戻したいという思いがあった。松井氏は「言うだけ言って（実現しなかったら）『何だあいつ』と言われるのも恥ずかしい。打つんだったらこっそり、ちゃんと準備します」と語った。原監督は「コンディションも考えてあげないといけない」としながらも、松井氏のフリー打撃には前向きだ。　恩師の長嶋茂雄終身名誉監督が訪れる１１日からの第３クール中にフリー打撃を行うことが濃厚。ミスターも見守る中、ゴジラの打撃が“復活”となればファンは盛り上がる。　この日はキャンプ休養日だったが、６日からの第２クール中も“こっそり”バットを振る。

松井氏がＧ最強“スカウト”に就任も   　巨人の春季キャンプで臨時コーチを務めているＯＢの松井秀喜氏（３９）が、新外国人獲得の際に“スカウト”を務める可能性があることが５日、分かった。米大リーグ・ヤンキースなどでプレーした松井氏はメジャーの知識が豊富で人脈もあり、球団は意見を求める考え。臨時コーチとしてだけではなく、戦力補強面でもフル稼働しそうだ。 　これ以上の人材はいない。　松井氏は０３年から７年間、米大リーグ・ヤンキースでプレー。その後もエンゼルス、アスレチックス、レイズに在籍した。今月は巨人で臨時コーチを務めた後、米国フロリダ州タンパのヤンキースのキャンプ地を訪問する予定で、ヤ軍とのパイプも当然ある。

松井臨時コーチが村田に１５２球！巨人４番道伝授   　巨人の宮国椋丞投手（２１）が６日、宮崎キャンプ１日限定で参加した１軍練習で猛アピールし、７日からの１軍昇格をつかみ取った。ブルペンで、ＯＢの金田正一氏（８０）が「すごい球」とうなる速球を披露。原監督は当初、１１、１３日の紅白戦を見て判断する意向だったが、心技体の成長を認めて前倒しの昇格を明言。一方、雨のため室内練習となったが、村田修一内野手（３３）は松井秀喜臨時コーチ（３９）から「シンプル・イズ・ベスト」の心得を学んだ。 　真剣な表情だった。打撃投手を務めた松井コーチとの居残り特打後。村田はチャンスを逃さんとばかりに言葉をかけた。　村田「松井さんはどういう考えで打席に立たれているのですか？」　松井コーチ「低めの球を振ることもあるけど、余計なことを考えずに狙ったボールに目つけすること。しっかり球種を絞って打つことが大事」　時間にして３分間。元々、村田は狙い球を１つに絞ってから打席に向かうスタイルだが、ゴジラの教えは新鮮だった。「おっしゃっていたのはシンプルなこと。改めて基本が大事なんだと痛感しました」と大きくうなずいた。

今季は移籍３年目で初の開幕４番の座を狙っている。そんな大砲に、松井コーチは自身が考える巨人の４番像をアドバイスした。「（巨人４番は）最高のポジション。少なくとも野手の中ではね。自分は常に巨人の４番を打っていることを意識していたし、そのために何をしないといけないのかを考えていた。それが４番を打つ人の宿命だと思う」と背中を押した。 　松井コーチが今キャンプ最多の１５２球を投げた木の花ドームでの居残り特打で、村田は安打性の打球を６６本飛ばした。「どの球にも力強く振れている。逆方向にもいい打球が飛んでいて素晴らしい。投げていて、去年いい成績を残したことを感じられた」と言う松井コーチに、村田は「あまり投げてもらう機会がないので光栄でした。緊張感がありました。松井さんは巨人の大先輩。その背中を追いかけながら、やっていければいい」と目標を新たにした。ゴジラの金言を胸に、村田が「巨人４番」の系譜をたどっていく。

カネやんＧ宮国に“珍アドバイス”女口説くようにいけ！   　「巨人春季キャンプ」（６日、宮崎） 　宮国椋丞投手（２１）が６日、ＯＢで４００勝投手の金田正一氏（８０）から“珍アドバイス”を送られた。精神面の弱さが課題の右腕に対して「何も気にするな。ありのままにいけ。女と同じだ」と、タイプの女性を口説く時のように本能むき出しの投球スタイルを推奨した。 　常に豪快なレジェンドの言葉が、若武者の迷いを吹き飛ばした。この日、１軍の“昇格テスト”に臨んだ宮国。室内ブルペンでの投球練習中に、金田氏から助言を受けた。「調子が悪い時も打者を抑えた時も、何も気にするな」。無駄な力を抜き、無心で腕を振るよう諭された。 　プロ２年目に６勝。３年目の昨季はさらなる活躍を期待されたが、精神的なもろさから崩れる場面が目立ち、終盤は２軍生活。今年のキャンプも２軍スタートとなっていた。

中畑監督、宜野湾市長に打倒巨人誓った   　「ＤｅＮＡ春季キャンプ」（７日、宜野湾） 　中畑清監督が７日、宜野湾市立野球場で、佐喜眞淳宜野湾市長から激励を受け、オリオンビール１０ケースなどの特産品を贈呈された。　中畑監督は３日に同市内で行われた市民との交流会でＶ宣言しており、佐喜眞市長は、「中畑監督が就任して初めて、優勝という言葉を聞いた。この秋には、必ずＤｅＮＡが日本シリーズに出ることを期待している」とあいさつ。　指揮官は、「今年は不安視していた投手力がテコ入れされ、バランスのいいチームになった。優勝宣言したのも裏付けがあるから。このキャンプで裏付けをしっかり培って、本物にしたい」と威勢良く意気込みを語り、「そのために、必ずＧ（巨人）を倒す。Ｇを倒さないと優勝はできない」と、“打倒巨人”を改めて誓った。

松井氏がついにランチ特打を敢行!　サク越え５発にＧ党は「まだやれる!」   　ついにゴジラのバットが火を噴いた！！　宮崎キャンプに参加している松井秀喜臨時コーチ（３９）が第２クール最終日の９日、サンマリンスタジアムでランチ特打を敢行した。 　松井コーチは午前中には２軍が使用する室内練習場で約２５分間の“予行演習”を済ませて、原監督や選手たちも後ろで見守る中、観客の大拍手に迎えられて、グラウンドに現れた。打撃投手は主将の阿部。現役生活を終えて、２年間のブランクを感じさせない豪快な打撃を披露した。　２２スイング中、サク越えは５発。最初のアーチが飛び出すと、古巣のチームメートに向けて、現役時代には見せたこともないような、大きなガッツポーズを見せた。スタンドの観客から「いい日にきた」「まだ選手で十分やれる！！」「最高のファンサービスだ」とどよめきと大きな歓声が巻き起こっていた。

ミスター指導にＧ井端緊張「疲れた…」   　「巨人春季キャンプ」（１２日、宮崎） 　長嶋茂雄終身名誉監督（７７）が、中日から移籍した井端を熱血指導した。打撃ケージ裏で特打を観察していたミスターは約１０分間、身ぶり手ぶりを交えながら熱弁。長嶋氏が終身名誉監督としてベテラン野手を教えるのは異例で、期待の大きさをうかがわせた。　“ミスター理論”を通算１８０７安打を誇る職人にたたき込んだ。午後の特打。打撃投手を務めた松井氏の投げるボールを打つ井端をケージ裏から見つめていた長嶋氏は、松井氏の投球が終了するやいなや、自ら歩み寄り指導を始めた。

仰天プラン！原巨人“スタメン総選挙”今季初対外試合を記者投票   　巨人は１４日、全日空機で宮崎から２次キャンプ地の沖縄・那覇へ移動した。原辰徳監督（５５）は、今季初の対外試合となる１６日の練習試合（対韓国ＳＫ、那覇）の先発メンバーを記者投票で決めるプランを披露。昨季までリーグ２連覇中のメンバーに井端弘和内野手（３８）＝前中日、片岡治大内野手（３０）＝前西武＝らが加入し、ファンも観戦したり予想する楽しみが増えた？！ 　心地よい陽気が指揮官の口をなめらかにした。最高気温が１０度を下回ることもあった宮崎から、１８度の沖縄へ移動。那覇市の奥武山公園内にある沖宮を参拝した原監督が珍プランを口にした。　「いろんなものをやってみたい。何がよりいいのか探っていきたい。あさって（１６日）の試合は記者投票で決めようか」　沖縄では、いよいよ対外試合（練習試合、オープン戦合わせて７試合）が始まる。オーダーを問われた指揮官は、１６日に予定される初戦（対韓国ＳＫ）の先発メンバーを記者投票で決める案を披露した。

ヤンキース、松井氏が臨時コーチ　ＯＢら１０人、キャンプリストに   米大リーグ、ヤンキースは１６日までにＯＢの松井秀喜氏ら１０人をキャンプの臨時コーチとしてスタッフのリストに加えた。松井氏はイチロー外野手ら野手組がキャンプインする２０日からチームに合流する予定。 　名捕手で松井氏とともにチームを支えたポサダ氏や通算５６３本塁打のジャクソン氏らがメンバーに入っている。ヤンキースには黒田博樹、田中将大両投手が所属し、建山義紀投手も招待選手としてキャンプに参加している。　松井氏は１日から１３日までプロ野球巨人のキャンプで臨時コーチを務めた。昨年はヤンキース傘下のマイナーで練習の補佐役を務めていた。