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最後は「メジャー球団にとってアメリカで一度も投げていない投手に大金を使うのはリスクだ」としながらも「しかし、マサヒロ・タナカの獲得に動くことはリスクにはならない。それは確実に先発ローテーションの改善につながることを意味している」と結んだ。 |
マー君はメジャーで2番手か3番手?
ニューヨーク・ポスト紙(電子版)は4日(日本時間5日)、ポスティングシステムを使って大リーグ移籍を目指す楽天・田中将大投手(25)に関して不確定要素の多さを伝えた。 今月24日(同25日)の交渉締め切りまで残り20日。同サイトは、移籍容認までの流れなどを踏まえて「判読がかなり難しい」とし、選手査定担当の「本当になにも動いていない。彼は過去に日本からやってきた投手よりも若く、彼がいくら求めているのか、なにを欲しているのか見極めなければいけない」との談話を紹介した。 比較の対象がレンジャーズのダルビッシュになっていることについては「タナカよりも投げるボールは速いし、体のサイズも違うため意味がない」。さらに球団幹部の中にはプロ7年間で1300イニング以上を投げていることから今の力を継続できるのかを心配する声があるとした。 |
田中獲得のためには譲渡金2千万ドル(約20億9千万円)に加え、6年1億ドル(約104億5千万円)の条件提示が必要と言われている。同サイトは「すばらしいスプリットがあり、昨季は24勝0敗、防御率1・27で成功を収めたが、メジャーではよくて先発の2番手、場合によっては3番手かもしれない」と辛口意見も伝えた。 一方、米スポーツ専門サイトのFOXスポーツは、先発の補強を目指すエンゼルスに田中獲りを進言。今季の総年俸が課徴金(ぜいたく税)の対象となる1億8900万ドル(約207億円)まで残り1300〜1500万ドル(約14億円前後)となっていることから「課徴金を支払うなら今でしょ」とした。 ESPN(電子版)は田中が希望する条件や球団がわからないとしながら、昨季のメジャー最弱球団で若く有望な選手で再建に取り組んでいるアストロズに田中獲りを勧めた。 |