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ブラッター会長、IOC委員の定年制撤廃を要求

国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長(77)は6日、冬季五輪の開催地ソチで行われた国際オリンピック委員会(IOC)の会合で、定年制撤廃を要求した。

IOCは2002年ソルトレークシティー五輪招致をめぐる買収スキャンダルののち、委員の定年を70歳とし、新ルールが施行された1999年より前から委員を務める人物については80歳と定めた。ブラッター会長は1999年に委員に就任しており、現行ルールでは3年後に退任しなくてはならない。

ブラッター会長は会合の席で「FIFAが行った調査の結果、われわれは定年制が差別に該当するとの結論に至った。IOC委員は年齢によってではなく、任務遂行が不可能と判断された場合にのみ、選出を見送られるべきだ」と述べ、定年制の撤廃を求めた。

若い世代との隔たりが大きいとしてこれまでも批判を受けてきたIOC。定年制については12月に何らかの結論が出る見込みだが、仮に退任の年齢が引き上げられれば、その見方はさらに強まると思われる。