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「俺はヤクザという生き方が好きなんで、何度でもヤクザをやる」(25歳、中部) こう答えた暴力団員の9割は20代の若手組員だった。NOと即答したのはすべて年配の経験豊富な上層部だ。 「俺もヤクザに憧れがあった口だが、映画で観るのと実際にやるのは大違い。汚い話も裏切りも日常茶飯。 兄弟分こそ信用できない社会で、まともな感性を持っていれば二度とやりたくないと思うはず。 子供はなんの職業についてもかまわないが、ヤクザと警察だけは認めない」(62歳、関東) 一昔前までは、政界のように二世ヤクザが組織を継ぐことがブームになりつつあった。 親分という地位にはそれだけの旨味があった。今は上納金の増加を避けるため、あえて上位の役職を避ける幹部が増えている。 ヤクザが斜陽産業となった事実は、こうした場面からも切実に感じられる。 http://www.news-postseven.com/archives/20140102_233354.html |