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「防波堤で被害拡大」岩手県、予測伏せる 国は復旧工事

★「防波堤で被害拡大」岩手県、予測伏せる 国は復旧工事
2013年12月31日08時08分

【中山由美】岩手県釜石市沖で、国が「釜石湾口防波堤」の復旧工事を進めている。
東日本大震災の津波で8割が壊れたが、震災から5カ月で490億円かけた再建を決めた。
だが、周辺の住民は「防波堤に跳ね返って高くなった波で、被害が大きくなったのでは」
と調査を求めていた。岩手県は、湾口防波堤の影響をひそかに検証したが、周辺の被害が
拡大すると出た結果を伏せて、国の事業を静観している。

「約30年前に湾口防波堤を造る時から、高い波が来るって両石(りょういし)の人は
思っていた」。釜石市両石にあった自宅が流され、内陸の仮設住宅で暮らす久保典男さん
(62)は打ち明ける。

  両石は両石湾の奥にあり、市役所や製鉄所がある中心部から約5キロ北にある。重要港を
守るための釜石湾口防波堤の建設が1978年に始まる頃から、両石の人たちは不安を
抱いていた。「中心部は守られるが、両石へは、津波が防波堤で跳ね返って何倍も高く
なって来るのでは」

http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312300347.html

  陸地は浮いているわけじゃないから浮力とは違うけど

洗面器のふちが高くなるとそれだけ風呂に沈める力は必要になるな
津波の反動は大きくなるのかもだけど
お盆のような低いふちだとあっさり浸水するんじゃない?
津波なんて海面に対してこちらの陸地が低くなったものと考えると中途半端な高さはどうなんだろう?
周辺住民の津波イメージは波打ち際で跳ねる水しぶき的なものに感じる

  加藤清正の河川改修でも
右岸側の城下町を守るために
左岸の土手を低くしておく手法があるからなぁ