熊本県は大地震などの - 東日本大震災@ふたば保管庫

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「ヘリサイン」に不具合

熊本県は大地震などの災害に備えて、救助用のヘリコプターの道しるべとするために、建物の屋上にその建物が何かを文字で示す「ヘリサイン」の表示の設置を進めてきましたが、一部の建物で塗料がはがれるなどの不具合が起きていることがわかりました。
「ヘリサイン」は、東日本大震災の被災地に県の防災ヘリコプターが出動して支援を行った際、土地勘がないために飛行している地点を把握するのが難しかった教訓から、県が全国に先駆けて行ったもので、市町村の施設など、県内95の建物の屋上に、その建物が何かを文字で表示する工事が平成23年度に行われました。
しかし、県鹿本地域振興局など、13の建物の屋上では、サインの文字がはがれたり、ひびが入ったりする不具合が確認されたということです。

  熊本県によりますと、原因は、工事の発注の段階での調査が不十分で、サインを描く塗料の素材と屋上の床面のアスファルトの相性が悪かったためだということです。
県は、放置すれば建物に漏水などが起きるおそれがあるとして、不具合があったヘリサインの上に防水シートを敷いた上で、再びサインを描く工事を行うことにしています。
この工事で、あわせて2000万円余りの費用がさらにかかるということです。

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ヘリサインはあると便利