つい先日、2013 - 軍裏@ふたば保管庫

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【回顧 2013年】自衛隊、海空偏重の人員構成を危惧 ジャーナリスト・桜林美佐氏

 つい先日、2013年の展望を書いたばかりのような気がするが、もう1年が過ぎてしまった。及ばずながら、日本の防衛政策について取り組んでいる身として、自分自身のこの1年を採点すれば、正直言って「赤点」と言うしかない。あらゆる場で訴えてきた事々は伝わらず、成果が出せていないからだ。

 まず、日本の防衛力が海空重視に大胆に傾いていることに対して異論があり、また、世の中がこれを「良し」と評価している風潮を危惧している。

 海空自衛隊に投資することに問題があるわけではない。むしろ、それは、昨今の情勢を鑑(かんが)みれば当然だ。

 また、いわゆる海兵隊的な戦力と位置付けていいであろう「水陸両用部隊」の創設は画期的であるが、陸上自衛隊の人員を微増させるだけで、間に合うのかどうかが気になる(かねて述べているが、これまでずっと削減しているので『増』という言葉はそぐわない)。

 それに、海兵隊を新たに増やして、「陸軍」が不在になってしまっては、国防に致命的な穴を自ら作ることになる。日本における陸軍はどこに行ってしまうのか?

   陸軍と海兵隊は、異なる軍種であるにも関わらず、陸軍(陸自)の一部が「海兵隊的」に変わり、しかもそれは「プラスα」の発想ではなく、陸軍力の身を割いて実行するという発想は腑に落ちない。

 これは確かに、新たな日本の防衛力構築における「メリハリ」部分が具現化したものなのかもしれない。しかし、こうした方策の影響は、東日本大震災のような自然災害や、原発対処なども手薄にしかねないだろう。

 「自衛隊は災害派遣部隊にあらず」と訴える私にしてみれば、理解できないわけではないが、誰が代替するのかも不明であり、そもそも、そうした見通しを国民はまだ理解していない。

 結局、「増やす」「変える」と言っても、切り張りの繰り返しである限り、どこかが縮小されるのである。

 私は、今、日本人が国防に対する意識を強め始めたように感じているのだが、なぜ、このようなことが受け入れられてしまうのか、考えてみた。その結果、次のような要因が思い浮かんだ。

  (1)「抑止力」の概念がない。

 (2)目先の脅威しか見えない。

 (3)「陸軍」が嫌い。

 (4)陸海空自衛隊の分断をもくろむ者がいる。

 (5)日本の軍事力を弱める工作が行われている。

 いかがだろうか。そんなことであってほしくはないが、これらを当てはめると全てが割り切れてしまうことが悲しいのである。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20131227/dms1312270720002-n1.htm

  >いかがだろうか。
40てん

  >(1)「抑止力」の概念がない。
存在するだけでなく実行力を持つことになり抑止力を高める改革である
> (2)目先の脅威しか見えない。
今までは現状の脅威すら正しく算定してこなかったが今回はしているし
正規戦においては日本が海洋国家であることを鑑みれば目先の脅威だけに対応しているとはいえない
> (3)「陸軍」が嫌い。
被害妄想
それにこんどの大綱は三自それぞれがどうするかではなく自衛隊がどうするかという観点で作られている
> (4)陸海空自衛隊の分断をもくろむ者がいる。
上に同じ
> (5)日本の軍事力を弱める工作が行われている。
現状の防衛力のほうが現状の脅威に対応できていない

  てかこの記事を書いたのは桜林美佐か

  腑に落ちないも何も、陸海軍から独立した組織なのは米海兵隊ぐらいで
それ以外の国は、海軍ないし陸軍の傘下・所属の組織なのが普通だろ。

  それに新たに発足させる海兵隊的な部隊だって南西諸島に常時貼り付ける訳じゃなくて、何か起これば
災害や原発の対処にだって赴くだろうに。
結局予算を増やせ、人を増やせ、戦車を火砲を、コクサンヘイキをという先軍政治がこの人の理想なんだな。

  桜林はよく無能な働き者しちゃう人なので…

  実行力は目に見えないから抑止力にはならないよ
侵攻に使えない水陸両用部隊なんてなおさらね

  現状、予算が劇的に増えない以上、どこかを削ってパッチワークするしかないしなー。
今後に渡って脅威度の高い中国シフトだとまぁ妥当だと思うな。
不満があるのはオスプレイ位。

  統合運用進めるとこういうピント外れの事言っちゃう人が現れるよなあ
物事を立体的に考えられないんだろうね