経済@ふたば保管庫 [戻る]
原因は単純で円安の進行だ。報告書では2012年6月以降、円安が22%進行したという勘定で、2013年版は1ドル=98円のレートで計算している。資産をドル建てで計算すると、円安下では当然数字が縮む。このため2013年版の日本の富は、12年より5兆8千億ドル(20・5%)減って22兆6千億ドルとなった。 ただ、机上の計算だけでお金持ちが減ったと嘆くばかりの結果ではない。世界のミリオネアに占める国別の割合では、米国が42%でダントツの1位だが、日本はその他(12%)に次いで、3位(8%)にランクイン。ちなみに中国は8位(4%)だった。 また、日本の総資産は円安で目減りしたとはいえ、米国(72兆1千億ドル)に次いで世界2位の座を維持している。加えて日本の健全性を示すのは、借金の少なさだ。成人1人当たりの負債額は3万5千ドルで、純資産に占める比率は14%。先進国平均(15〜20%)よりも低く、借金が嫌いな国民性が顕著だ。 |
ならば、円建てではどうだろう。クレディ・スイスの報告書は円建てにした場合は2%資産が増えたとしている。いくら円安が進行したといって、ドルにしたとたん、21%近く縮むのはなぜか? 日本人の資産構成で、現金の預貯金が大半を占めており、円安ドル高の影響を直接受けるためだ。 日銀が発表している今年6月末時点の資金循環統計で、家計の金融資産を見ればよく分かる。現金・預金が54・1%、保険・年金準備金が27・3%。株式・出資金は8・1%で投資信託は4・5%に過ぎない。キャッシュが多く、投資が少ないのが日本の富の構造の特徴で、為替相場による変化をモロに受ける。 投資の勧誘に過剰に振り回されてもいけないが、年明けにはNISA(少額投資非課税制度)が始まり、個人の投資環境も整う。ある意味、アベノミクス効果は2014版に見ることができるかもしれない。 |
2013年版の世界の富は、12年6月からの1年で4・9%増え、241兆ドル(2京3618兆円)と、最高記録を更新した。伸び率のうち72%を占めるのは米国。量的緩和、低金利政策、最高値を更新したNY株式市場など好材料揃いで、その勢いが反映された。2011年11月に金融街のウォール街で起こった暴動など、すでに記憶のかなたにあるのかもしれない。 ランキングからもう一つ読み取れることがある。中国の富裕層に存在する“格差”だ。資産5千万ドル(約50億円)以上の“超リッチ”層の国別シェアを見ると、1位の米国に続き、中国が突然2位に出現する。3位ドイツ、4位スイス、5位英国と続き、日本は6位となっている。 富裕層でも格差が存在するのが中国。ミリオネアが多いわりに格差が少ない日本。お金持ちにとって、どちらが暮らしやすい国なのだろう。(平岡康彦) |
株価株価と躍起になっても これじゃ流動資本が細ってくから 内需的には最悪なのな 消費財の大半は輸入なんだもん その分外へ輸出しやすい環境になるけど もう働くのいやだろお前ら 円高で今ほど困ったことってなかったと思うが 通貨までワープアみたいになるんじゃ展望も糞もない |
ドル換算だと国内の資産は減少したな |
いや、外へ輸出する産業で働き口あれば頑張るだろ? けど日本って既に国内でそんな物作ってなくね? だから、日本食とか果物筆頭に超希少な部分だけやたらプッシュしてるじゃん けど、国民の大多数の現場作業員が出来る事なんざ刺身にたんぽぽ乗せる程度だべ コンテンツとか、システムで商売してる部分で輸出がどんだけ増えようが 一般庶民に全然関係ないやん |
円安のおかげで国の借金はドルベースでは減ったけどね 代わりに税収もドルベースでは減るわな |
国債は外国勢が少しは保有しているからあてはまるが 税収をドルベースで考える理由はまるでない |
100万ドル持ってるかの調査すげーてきとーなんだろうな |
だからなに? って思う |
円安は国の評価が落ちている結果だからな |