東京の不動産会社の社 - 経済@ふたば保管庫

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【社会】 衰退する日本の農業、 背後にあるのは新規参入を阻み 「よそ者を排除」する農家と農協

東京の不動産会社の社員らが06年に設立した越後ファーム(新潟県阿賀町)。
社長の近正宏光(42)は真っ先に新潟県のある市役所を訪ねた。
農地貸借の仲介役は自治体が担うからだ。 会議室で待っていると、
市職員と一緒に、地元の有力農家ら農業委員会や農協の関係者が入ってきた。
「どうすれば農地を借りることができますか」と近正が尋ねると、
いきなり「無理だよ」。
驚く近正に「よそ者に協力するやつなんていない」と追い打ち。
「僕は新潟出身です」 と食い下がったものの、相手にされず
「ここでは無理」と他の地域で探すことにした。
「大切にします。どうか貸してください」。レタスや枝豆を栽培する
鈴生(静岡市)の社長、 鈴木貴博(37)は磐田市の公民館で深々と頭を下げた。
12年春、農地を借りるための地権者集会。
会社説明から農業にかける意気込みの表明、質疑応答で2時間半かかった。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2103P_R21C13A1SHA000/?dg=1削除された記事が4件あります.見る

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集会を幾度も重ね、鈴木は地権者の4分の3、120人のハンコを集め、
今年9月なんとか 農地3.5ヘクタールを借りる契約を結んだ。大半は相続の際に細切れになったまま放置され、 雑草が生い茂る荒れ地だ。残りの地権者は連絡がとれないなどの理由で借りることができなかった。 「借りたくても使える土地は少ない」 大学を出て家業の農業を継いだ鈴木が今、借りている農地は延べ25ヘクタール。 ほとんどは鈴木が地権者からハンコを集めた後、賃借契約を結ぶ段階で農協が仲介役として 地権者からまとめて借り、鈴木に転貸する契約になっている。 「新参者は農協の信用力がないと農地を借りられない」 膨大な賃借手続きから開墾を終えるまで3年近くかかる。10年借りても実際に農地として稼働するのは数年だけ。鈴木が苦労して荒れ地を開墾しても、契約が切れるときに更新できるかは 仲介役の農協のさじ加減次第だ。

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「更新できるだろうか」。
不安はつきない。 高齢化で衰退を続ける日本の農業。再生には企業などの新規参入の後押しが欠かせないのに、 阻む壁は高い。背後にあるのは「よそ者排除」の心理だ。「守るばかりでは進歩がなくなる」 と自身も農家出身の山口は危機感を抱く。

  農家もそうだけど、田舎そのものが排他的だからな

  3.5ヘクタール借りるのに120人のハンコww  
途中で心が折れるわ/(^o^)\
そりゃあ大規模化なんて夢ですなあ  

  もうちゃっちゃっと潰しちゃって

潰れてから土地借りるか買うかするから
再生はそこからだ

  農家はさっさと滅びろw
寄生虫が

  そりゃまあ農協は、農家のカルテルだからなw

  そんでな、農地の借り手が丹誠込めて、田畑を再生した時点で、
「返せ」と来るんだよ。それが農家と農協。
都市から来た熱意ある農業志願者をバカにしてるとしかいいようがない。

とにかく、農地転用不正を徹底的に洗い出す。
これで農業やる気も技能もないダメ農家には滅んで貰うしかない。
それがこれから期待すべき農地改革である。

  寄生虫在日ごみマネーはとどまらない
外人マイナス経済学不況
外人が雇用と賃金は控除額を破壊してきた
少子化
罪、在日違法滞在政治

  新たに農業始めようとしている人は、農地を借りるなかれ。
ちゃんと農業委員会に出向いて買い受け人審査を得て、農地はしっかり買いなさい。
でないと農地の地主にいいように騙されます。

  自前で農業やる気がないなら貸すなといいたいが、現状は規制できないんだよな。
しかも農業やるよりも、その方が生涯収入が高いときたもんだ。不当な転用と兼業が農業を腐らせたという側面と、製造業への兼業・出稼ぎが日本の優秀なモノづくりを支えてきたという側面もある。

TPP推進論(楽観論)者には一部の優秀な農家はTPPに反対しなくてもいいという論が出ているが、これはまた別の詭弁だから。

今や世界はレイヤー指向の発想に転換しつつある。
元から日本人は多かれすくなかれその発想があったんだが、欧米はこの50年ほどでより徹底した論理によって厳密な合理性とともに階層構造の観点を手に入れた。
日本は逆にかつてあった観点を欧米コンプレックスから捨ててしまい、思想面で後れを取ってしまったのが今の政財界。
元からあった階層と最適化という発想は日本人が元から持っていたものだから、すぐさま追いつけるんだがな。
ただTPP楽観論はまた別。

  ちょっとわかりにくいが、例えば

「魚沼産の最高級コシヒカリ」を作っている農家のような人たちが増えればそして、日本の産業を牽引してくれればTPPは成功

という楽観論があるとする。

古い人たちなら知っているだろうが、コシヒカリは「白まんま」で食べるにおいて色艶・粘り・香り・弾力などが日本人に好まれる品種。
その後もこれを超えるような特徴を持った品種を開発し続けているが、知名度が低く浸透しない。

そして、例えば寿司という料理を売り込むとした場合に、寿司に使う米はコシヒカリもいいが、粘りの少ないササニシキやニホンバレなどが好まれる。
ついでに新米よりも新米・古米をブレンドしたものを使う場合が多い。過度の粘りと水分の多さを嫌うからだ。

  (続き)
このように、単品の品質の単純な優劣でモノの価値を計るのではなく、「何に用いるのか」「部材としての最適な選択は何か」ということを日本の文化は重視してきた。

これは今頃になって欧米(特にアメリカ)が言い出したレイヤーという発想そのものだよ。

だいたい無節操な市場開放論者や極端な自由主義者は理系・文系問わずに数回転は時代から遅れている。

  ちょっとわかりにくい

  と脊髄反射で書いてしまったけど
良いことが書いてあった

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ブラジルのセラード開発を思い出す
あの荒れ地を10年かけて日系人が大農園に作り変えたが途端にアメリカ穀物メジャーが買い叩こうとした

  危機感をもった日系人は日本に救援を頼んだが
農協も農水省もびた一文出さなかった
1億あれば救えたのに
結果世界最大の大豆畑はアメリカ資本のものに
農協の無能っぷりはあの時から健在だ

  >危機感をもった日系人は日本に救援を頼んだが
日系人は日本人ではありません

>1億あれば救えたのに
その程度の事業資金を自力で調達でき無いのなら
その時だけ救っても
どうせすぐに他の業者に買い叩かれて終わりです

  >日系人は日本人ではありません
帰化してたかどうかもあるだろうが、日本人もいただろうな。
>その程度の事業資金を自力で調達でき無いのなら
>その時だけ救っても
>どうせすぐに他の業者に買い叩かれて終わりです

資金を自力で全て調達できる団体がこの世にどれだけいるんだよ。
お前は融資という言葉を知っているのか?

必要な資金は時期や状況で変動する。

だいたい穀物メジャーが欲しがるのなら、耕す前からメジャーが自前で資金を出して土地の開拓をすればよかっただろうに。

その視点すらなかったんだから横取り以外の何物でもない。

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  最近はウクライナの穀倉地帯でも同じパターン
日本人が農場を経営してるが資金不足
5000万なんとか融通してくれと来日したが
やっぱり農協は馬鹿だった

  世界にチャレンジしてるベンチャーなのになぁ。

  >資金を自力で全て調達できる団体がこの世にどれだけいるんだよ。
農業に関して、本当に無知なんだな

自己資金の全額調達は「自営農家」をやるつもりなら
最低限の前提ですよ。商売の自営業と違って農業では
自力で営業する農家だから「自営」なのです

農業の歴史を勉強すればわかるけど、自分の
土地や作物(先物)を担保にして資金を借り入れるのは
借金小作人などと呼ばれる存在で、農奴制が成立する
前段階なのです。そういう債務超過になった農民がいて
それが債権者=領主や資本家に借金+利子返済のため
家族丸ごと隷属する労働者となって農奴制が成立するのですよ

  >自己資金の全額調達は「自営農家」をやるつもりなら
>最低限の前提ですよ。商売の自営業と違って農業では
>自力で営業する農家だから「自営」なのです

海外の開墾のどこが自営なんだよ。
自営かどうかの話ではなく事業の融資の話だ。

自営でなければ農業として成立しないのなら、スマートアグリなんて成立しない。

お前はバカか。

  >農業に関して、本当に無知なんだな
何ちゃって理系はいいから、無能を晒すな。
一見右寄りだが、知識の前提がいい加減すぎる。

  >自営でなければ農業として成立しないのなら、スマートアグリなんて成立しない。
うn、よくわかってるじゃないか(笑)
実際、そういうやり方をするとほとんどの農家が10年程度すら
農場を維持できずに破綻して終わるわけで、成立しないんだよ

単純な確率過程と統計の問題だが
農業は基本的に3年間完全に無収入でも農場を維持できるだけの
自己資本が無いと、一世代(〜30年)維持できないのですよ

  経営基盤の弱い国策ベンチャーを地方自治体が見殺しにしている構図と思えるんだが
農業の集約・効率化はもはや避けて通れないと思う。

どないなってるんや

  >単純な確率過程と統計の問題だが
お前に確率過程と統計なんてまともに扱えるわけがないだろう。

計算理論のランダムの定義すら理解できない似非理系なんだから。

  なんか悪意に満ちた記事だな。
今耕作放棄地が多いから、東北や中国九州なら借りれるよ。
一定面積以上の耕作者でないと農地を買ったり借りたりできないのは、耕作放棄を防ぐため。
農地を荒れ地にしたりメガソラーとか効率の極めて悪いシロモノにされてはたまらんからね。
あと農業は大規模でないと成り立たない。小規模でやろうとする奴のことをたわけ(田分け)という

  >なんか悪意に満ちた記事だな。

基本的にマスコミの記事ってのは全部悪意に満ちてる
しかし農業はまだ知られてない部分が多いので、
余計に悪意の入る隙があるのだろう
あなたのように詳しい人がどんどん書き込んでくれると助かります
実際私には誰が本当のこと言ってるのかは分からんけど

  新規で農業やりたいなら土地も人件費も安い海外でやりゃいいのに
なぜ日本でやりたがるのか理解できない。

  書き込みをした人によって削除されました

  書き込みをした人によって削除されました

  >小規模でやろうとする奴のことをたわけ(田分け)という

大規模農業でアメリカやブラジルなどに今から太刀打ちできるわけがない。
北海道や東北などはやや有利という程度で、棚田などの小規模かつ優良な農業の伝統は壊される。
それはそれで自民党は保護する訳なので、減反廃止=補助金削減にはつながらない。

それはそれとして、守る守らないの意見は割れるだろうが、自民は伝統的な小規模農法も文化として保護する方向性も考慮しているし、エサ米(資料米)に転作することで補助を与えるという案が主力にあり、結局補助金行政そのものはなくならない。

今回評価できるのは、補助がなくならないというネガティブな部分ではなく、質的・量的にも海外と勝負できる農家が自由に経営ができる選択肢を得られる事と、量的にはそれほど供給できないが優良な農家には宣伝や指導・調整により農業を継続できる道筋を漸く議員が考え始めたところ。
まだまだこれからだが、単純な補助金行政を批判して市場開放を謳っても補助金行政はなくなるどころかやり方次第ではコスト増大になるという事も常に考慮せねばならない。

  (続き)
世界に目を向ければ、大規模農法以外にもスマートアグリがある。
日本のIT企業には質の悪いのもいるが、そういった輩の参入を規制できれば、日本でもスマートアグリが可能で、多様な品目を安定して供給できる体制に移行できる。

農水省(旧時代も含めて)は大規模化・中規模化を進めるといいながら、ことごとく失敗してきた。

  水田の超大型化を目指した大潟村の今はどうよ

  >農業は基本的に3年間完全に無収入でも農場を維持できるだけの
>自己資本が無いと、一世代(〜30年)維持できないのですよ
↑この「事実」は、誰がどんな理屈を捏ねても変わらないよ(笑)

ちなみに、この3年連続不作(無収入)に耐えられる準備をしている
農家が農業を次世代まで継続できるだけの生産性のある土地を
「農地」と呼ぶのですよ

それより条件が悪いところでは、そもそも農業やっちゃいけないし
最低3年分の事業費を準備できてない家も農業やっちゃいけないのです

自営農家が20世紀まで中々増えなかった歴史的理由も上記の通りで
左巻きが言うような政治的理由より経済的理由で上手く行かなかったのです

  書き込みをした人によって削除されました

  20世紀に入ると、動力(化石燃料で動く農業機械)や
科学的な農法、農薬、化学肥料の導入で生産性が上がったため、
それまでは生産性が低くて自営農家が成立しなかったような
土地でも自営農家の経営が可能になったので、
西側では農奴制に類する制度は自然消滅しましたが

一方、農奴を意図的に解放したはずの共産圏では、
農業の集団化(コルホーズとか人民公社)のせいで
逆に解放以前よりも生産性が低下していしまい、
大量の餓死者を出す悲惨な結果となっていますね

大規模にすれば生産性が上がるなどという迷信を信じている
アホの子は、半世紀前の共産党やルイセンコと同レベルの愚か者です

  <まとめ>

農業で生産性を向上させるのは主に「農法」であって
規模では無いのです

規模の利益と言われる大規模化で、生産コスト削減による
生産性向上の効果があるのは、あくまで商工業分野ですよ
現行の農業のやり方では大規模化してもそれに見合う効果はありません

まあ、最近は食糧生産も工業化しようという方向で
動いている国がいくつかあるので、工業化されれば
大規模化にメリットが発生するようになるでしょうけどね

   農業ってのは、バクチだ。
しかも工業・商業よりバクチ性は高い。
まず、@天候リスク にさらされる。ちょっと気温が変動しただけで穂のつき方、糖度、いろんなものが変わる。
これは農法でカバーできるかもしれん。限界はあるが。
なんとか豊作でも、他も豊作なら、次にA市場リスク が待ってる。
折角の作物も、豊作で供給過多、価格は暴落ってわけだ。
この2つのリスクに耐えられるのは、大規模な農家だけだ。…分厚い自己資本、リスクヘッジの方法、を用意できるからな。
古今東西、農家を小規模化する農地改革(農地解放)がすべて失敗に終わっていることがそれを示す。

  >水田の超大型化を目指した大潟村の今はどうよ
減反政策の犠牲者です

  オーストラリアが20世紀後半に国策でやってた大規模農家の育成は
今や全滅状態で失敗確定なのだが
しかも無茶な開墾のせいで表土流出や塩害を起こして農地の再生も不可能で
どうしようもなくなってるそうで
日本も少しは他国のこういう失敗から学習した方がいいぞ

  消費税なんか上げないで、不正農地転用やってる
自称農家から固定資産税を遡って徴税すればいいんだよ
自治体と国税が一体となって農転の監視をもっとしっかりやれよと

逆説的にも見えるかもしれないが、
我が国の「農業」を衰退させないためには、
「まともじゃない農家」を追放することが必要

  何でも10年以上遅れて始めるくせに
先達の失敗までそのまま真似るからどうしようもないんだよな

自分でものを考えるとかってしないんだろうねえ
コピー機にしがみついて大学卒業できちゃった連中は

  さっさと農業をやめましょう
そして、食糧生産を工業化しましょうね

日本みたいな国では、それが「正解」だよ

  工業的に食い物を作れれば、かなり効率的だな
原料は食い物以外で、完成品は食い物なら

  >水田の超大型化を目指した大潟村の今はどうよ
せっかく大規模農業が出来るってのに、単一作物しか作らなかったギャンブラーさんたちの村ですね

  再生医療の応用で

霜降り肉つくろーーーー


巨大なビーカー群に
肉の塊がズラーーーーーー

  >工業的に食い物を作れれば、かなり効率的だな
>原料は食い物以外で、完成品は食い物なら
つ野菜工場
一足飛びに合成食品というのもなぁ・・・とはいえ化学合成した調味料もあることだし、まあいいか?

  野菜工場という訳に近いのがスマートアグリだ。
しかし実際は製造業と農業の折衷であって、工場化というのは違う。
芋場は知ったかぶりだからな。

  とりあえず屋内栽培できるようにするだけでも、
天候の影響がなくなり、育成スケジュールが予想できて、肥料も最小限ですむ、いいじゃないか

  海外はもうやってるんだよ。
それで必ずしも利益を上げられるかどうかは分からないが、オランダにできて日本にできないわけがない。

ついでにアメリカもスマートアグリに注目しているし、どんどん出遅れてるよ。

ただ、素朴な単品ブランドの優位の視点を捨てないと(つまりは欧米コンプレックスを捨てないと)農業も農政も前には進めない。
工業化をやっても「何を作るのか」「何を売るのか」が問題。それも特定の性質の高機能を売りにしてもだめだ。それだけでは産業を牽引するようなことはない。
コストも量も海外には勝てない。かといって特定の高品質なだけのブランドだけでも海外には勝てない。