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守屋氏は、人民解放軍が中国共産党の軍隊であり、1989年の天安門事件で民主化を求める学生らを虐殺したことに触れて、 「中国人はものすごく頭がいいし、優秀だ。(軍が国民の軍隊ではないなどの)不合理に、いつまでもおとなしくしていることはない。 遠くない将来、私たちは『歴史の事実』として目撃するのではないか」といい、共産党政権の崩壊を示唆した。 中国は、米国に代わって西太平洋を管理することも狙っている。これは、日本の安全保障だけでなく、日米同盟にとって重大な問題といえる。 守屋氏は、中国海軍が太平洋に進出するためには、尖閣諸島を含む沖縄県・南西諸島周辺か、 台湾とフィリピンの中間に位置するバシー海峡を通過しなければならないという地形的制約を指摘し、こう続けた。 |
「米国は、中国艦船によるバシー海峡通過を探索する装置を必ず持っているはずだ。 日本も(最東端で中国船が近くに出没する)南鳥島から、(最西端の)沖縄まで、海をきちんと探知できるシステムを陸海空自衛隊で整えている」 「海軍はものすごくお金がかかる。大陸国家で海軍運用で成功した国はない」 つまり、中国の太平洋進出が成功しないとの見方を明らかにし、中国の野望を牽制する日米同盟の重要性を示したのだ。 http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20131101/plt1311011534001-n1.htm |