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同じ型の潜水艦は過去33隻、中国を含む7カ国に輸出され、中国海軍は現在12隻を運行させている。これに対抗するため、ベトナムに渡された潜水艦はより改良されたものだと同誌は分析する。より良い潜望鏡、電子探知システム、敵に発見されにくいようにするための無響タイルを装備していると報じている。また、対艦ミサイルにクラブ3M-54が備え付けられている。 ベトナムが潜水艦6隻を備えた新しい潜水艦部隊を組むことで、領海の争点にある南シナ海に係る中国などの他国との対立において、より有利になり、同国の海軍力を高めることになる。 日本を含め東アジア各国は海軍力の強化に力を入れている。日本では10月3日、東京で日米の外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)が開かれた。名指しはなかったものの、中国を脅威とする認識の上で両国の共同文書が交わされた。合意に基づき、無人飛行機グローバル・ホークが青森県の三沢基地、対潜水艦偵察機P8が沖縄県の嘉手納基地にそれぞれ配備される。 |
一方、中国海軍は27日、原子力潜水艦部隊を42年前に設置以来、初公開した。国営メディアは潜水艦部隊の歴史や攻撃力などについて紹介し、弾道ミサイルを発射するシーンなどを含めて、海軍力を大々的に報じた。31日には、台湾が米国から購入したP3C対潜哨戒機の納入式典が行われ、出席した馬英九総統は対中防衛策の強化するとの姿勢を示した。台湾は2015年までに同機を旧式から更新して全12機備える予定だ。 |