軍裏@ふたば保管庫 [戻る]
米ノースロップ・グラマン社が製造するグローバルホークは、地上20キロ上空で レーダーと赤外線探知装備などを通じ、地上30センチの大きさのものまで識別できる。 作戦飛行時間は38〜42時間で、作戦範囲は半径3000キロに及ぶ。 米政府は今年4月、グローバルホークの韓国販売に対する議会承認を得て防衛事業庁にLOAを送付したが、 当時、事業費の4800億ウォン(443億6000万円)を大幅に上回る価格が問題になった。 そのため、同庁は事実上、グローバルホーク単独で進めてきた高高度無人偵察機導入事業を競争事業に転換する方策も検討した。 だが、ほかの機種は軍の作戦要求性能を満たすことができなかったため、事業の妥当性を再調査し事業費を増額する方向で道筋がついた。 韓国国防研究院(KIDA)による事業の妥当性再調査を経て企画財政部の事業費増額承認が出たものの、 この期間に米側が送付したLOAの期限が切れたため、政府はLOAを再度、送付するよう要請した状態だ。 一方、同庁が無人偵察機導入事業を「どんぶり勘定」で進めたため、購入価格が大幅に上昇したという指摘も出ている。 |
国会国防委員会所属の鄭熙秀(チョン・ヒス)議員(与党セヌリ党)が同庁から提出を受けた資料によると、 高高度無人偵察機の総事業費は、2007年に2533億ウォンだったが、現在は8850億ウォンに膨らんだ。 戦力化の時期も当初は2011年だったが、米側から送付されるLOAの到着が遅れたため17年に延びた。 鄭議員は「事業費が何度も変更された上に、戦力化が遅れたのは、米側が提示する価格に沿って事業推進の方向を修正してきたためだ」と指摘した。 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2013/11/01/0200000000AJP20131101001300882.HTML |