朝鮮半島、満州、北支 - 軍裏@ふたば保管庫

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朝鮮半島、満州、北支と、希少金属資源の極めて豊富な地域占領していたのに、全く活用できなかったのは何故だろう削除された記事が1件あります.見る

  道さえない僻地に資源があるかもしれないってだけですぐにとりに行かないだろ
 モブリデンは調査であったみたいだけど他のは胡散臭いんだが

  希少金属資源の専門家が少ない
鉱山開発の技術者が少ない
鉱山開発の機械が少ない
鉱物精練の技術者が少ない
精練するプラントが外国頼り
精練や加工に必要なエネルギーが足りない
採掘から精練し製品として市場まで送るインフラが貧弱
これら全てに対する国家支援の予算が少ない
資源が必要と言いつつこの現実に対する認識が足りない

  調査するにも技術が必要で・・
大慶油田さえ見つかっていれば、戦争はせずにすんだ

  そのかわり、ソ連の南下が早まっただろうと想像。

  >調査するにも技術が必要で・・
>大慶油田さえ見つかっていれば、戦争はせずにすんだ
油田見つけても採掘と精製出来なきゃただの燃える水な訳で
ここはまだ自前で出来ないから結局技術支援とバーターでの欧米の介入が不可避だろうね

  第二次大戦前、当時の日本で代表的な石油生成起源
は、東北帝大の「海成腐泥起源説」が定説だった。
この定説の呪縛のせいで、古文書や現地人の証言
がありながら、日本は大慶油田を見つけられなかった。

http://blogs.yahoo.co.jp/houzankai2006/49217547.html?newwindow=true

  >この定説の呪縛のせいで、古文書や現地人の証言
>がありながら、日本は大慶油田を見つけられなかった。
そもそも石油とそれに付帯する知識に関しては当時のお偉いさんは本当に無知だったからな
というか水ガソリンとか富士山麓でも石油が採れるとかは信じたくせに…

  タングステンは、ドイツ向けの潜水艦に積むくらいには生産してたみたいだけど。

  ドイツが中国に軍事顧問団派遣したり武器売ってたのは、引き換えにタングステンを手に入れるためだったとか。

  >>調査するにも技術が必要で・・
>>大慶油田さえ見つかっていれば、戦争はせずにすんだ
>油田見つけても採掘と精製出来なきゃただの燃える水な訳で
>ここはまだ自前で出来ないから結局技術支援とバーターでの欧米の介入が不可避だろうね
特に大慶油田の油質は硫黄過多で使いづらく不向きって言うのはよく聞くね

  >油田見つけても採掘と精製出来なきゃただの燃える水な訳で
精製自体は出来てたろ。オクタン価が問題だが
まあ、それはドイツも同じか
87オクタンのメッサーシュミットで100オクタンのスピットファイアに勝てるわけもなし

  171325 B
大昔のF1の燃料から類推して、トルエンを大量に混入してアブガスの代用品に出来ないのかなあ、トルエンならコークスの副産物で採れるはずだし、と妄想していたんだが。しかし某所で知ったのだがトルエンも戦前の日本では不足していたという。ま、トルエン含有84%なんてもので栄や誉が動くとも思えんが。


  大慶油田の性状は油井によって違うところはありますが、一般論としてはかなり厄介です。
先に述べられている硫黄分ですが、これについては0.08%ですから、低硫黄原油(1%以下)としてもかなり少なく
過去電力会社が生炊きボイラ用に積極的に輸入していました。
また、API度も33.1と割合軽質でガソリン留分がかなりおおく、ここまでなら非常に魅力的な油田です。
 ところが、油質はパラフィン基で、ワックス分が24-26%もあり、流動点も32.5度と、真夏でなければ固体なのです。
ですから、第2次世界大戦当時に日本がこの油田の開発に成功していたとしても、
当時の技術力や社会的な情勢では、結果的に持て余す事になってしまったと思いますよ。
スマトラで陸軍が最終的に掘り当てたミナス油田も似たような性状で、現地が暑いのでまだ扱いがまだしとはいえ
結局これも戦争中は未利用に終わっています。

  > ところが、油質はパラフィン基で、ワックス分が24-26%もあり、流動点も32.5度と、真夏でなければ固体なのです。
アメリカは国内のペンシルベニアにワックス分が極めて少ない優良な
油田もってたんだよな

  静岡県の相良だっけ? とてつもなく良質の原油が取れるところ。
あれが北海油田ぐらいの規模あったらなあ

  本当に惜しいのは遼河油田なんだよね
遼河油田は日本が集中的に探した阜新地域の山一つ向こうだったし奉天の近くだった。

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  日本軍が早期に占領したパレンバン油田も、ミナスや大慶と同じように常温では固体になってしまう油田でした。
まあ、ミナスやパレンバンでは暑いので一応流動性はありますけれど、原油のパイプライン輸送は困難です。
寒い大慶ではなおさらで、油田に精製プラントを併設し、その場で石油製品に加工するしかありません。
石油精製プラントの建設は大変な手間と時間とお金がかかりますから、戦時下にそれほどの大規模投資も難しく
大慶は、当時の技術では明らかに「コスパではない」油田故に戦時下になる前の発見でも
あまり大きな投資が為されず未利用のままであったかもしれません。ソ連との関係も面倒なことになりそうですしね。

  重油も流動性がないのでヒーターで温めて使うわけだが

  また、一般論としてパラフィン基原油からは軽質油であっても高オクタンガソリンがあまり取れず、
ナフテン基のテキサスやメキシコ原油を持つアメリカはこの点で非常に有利です。
パラフィン系原油からは良好な潤滑油が取れるはずなのですが、先の日本が確保した油田は
流動点が非常に高いことから分かるようにワックス分が非常に多く潤滑油原料としても困りものです。
アメリカにはパラフィン基なのにワックス分の少ないペンシルバニア油田があり、
エンジン用の原油としては最高の環境を持っていたことも注目しておくべき点でしょう。

  立地補正とかクソゲー決定だな

  これだから戦争狂は。
立地に基いて戦略を建てるのは基本だろ。