詐欺事件などで悪用も - スピグラ@ふたば保管庫

スピグラ@ふたば保管庫 [戻る]



94813 B
路上生活者を“犯罪の道具”に 携帯、口座、戸籍情報

詐欺事件などで悪用も 大阪・西成の「あいりん地区」
 路上生活者が“犯罪の道具”としてターゲットにされている。全国から日雇い労働者が集まる大阪市西成区のあいりん地区では、「飛ばし携帯」を得る目的で契約を持ちかけられたり、金融機関の口座を開設するよう依頼されたりするケースが頻発。こうした携帯や口座は別の犯罪に利用される「犯罪インフラ」として警察当局が警戒を強めており、大阪府警は今年、携帯や口座の不正取引で120人を摘発。昨年を上回るのが確実視されている。
炊き出しで勧誘
 「金をやるから携帯(電話)を契約してほしい」
 他人に譲渡する目的で携帯を契約したとする詐欺容疑で10月に大阪、兵庫など4府県警の合同捜査本部に逮捕された男は半年前、あいりん地区の公園で、炊き出しに並ぶ路上生活者に誘い文句を向けていた。
 男は全国から約2億5千万円をだまし取ったとされる詐欺グループの一員だった。詐取行為に使うため他人名義の「飛ばし携帯」が必要で、公園周辺を調達の場にしていたとみられる
口座、戸籍も売買
  108912 B
声をかけられた37歳の男は、大阪市内の代理店で運転免許証を示し、携帯1台を契約。すぐに詐欺グループの男に引き渡した。数万円の報酬を得ることができたが、誘ってきた男とともに詐欺容疑で逮捕された。
 捜査関係者によると、あいりん地区では、携帯以外にも、金融機関の口座開設を持ちかけられたり、戸籍に掲載されている情報を売るよう求められたりすることが日常的にあるという。 口座は振り込め詐欺の入金用などに悪用され、戸籍は、本人になりすまして犯罪の実行行為者に仕立て上げられたりする。府警が昨年摘発した国の雇用助成金の不正受給事件では、助成金の受け皿となった会社の社長に、無関係の路上生活者が据えられていた。 犯罪インフラをめぐり警察庁は平成23年、全国の警察に取り締まりの強化を指示。府警は携帯と口座の不正取引に関連し、22年に66人を摘発したが、23年が92人▽24年が126人−と年々増加し、今年は9月末までで120人と昨年を上回る見込みだ
報酬の5倍の債務
  86400 B
 「戸籍や口座に抵抗する人はいても、携帯の契約は簡単。一番割が良くて魅力的だ」。路上生活をしている40代男性は明かす。しかし、結果的に犯罪に加担する可能性が高いうえ、自らが逮捕されるリスクがある。また、思わぬ被害に遭遇するケースもある。
 あいりん地区の簡易宿舎で暮らす50代男性は2年前、3人組の男から「携帯を買うバイト」を請け負い、4店舗で12台を契約。20万円以上の報酬を受け取った。だが2カ月後、携帯電話会社から100万円弱の請求がきた。振り込め詐欺などの犯罪に使われた際の利用料とみられる。 男性は「目先の金に飛びついたのが間違いだった」とうなだれたが、後の祭りだ。府警の捜査幹部は「特に身分証明ができる路上生活者は狙われやすい。安易に誘いに乗るリスクを認識すべきだ」と指摘する

  朝鮮人が朝鮮人を騙すの?